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カシオ計算機、7ヵ国語の会話文を聞くことができる音声電子辞書『XD-LP8000』を発売

2005年06月14日 19時00分更新

文● 編集部

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カシオ計算機(株)は14日、480×320ドットの5.0インチ“スーパー高精細液晶”FSTNハイコントラストパネルを搭載し、7ヵ国語の会話文(約1万4700例文)をネイティブスピーカーの正確な発音で聞くことができる音声電子辞書『XD-LP8000』を7月23日に発売すると発表した。価格は5万4600円。

『XD-LP8000』
『XD-LP8000』

『XD-LP8000』は、英語/ドイツ語/フランス語/スペイン語/イタリア語/韓国語/中国語の会話集を収録し、約1万4700例文を音声で聞くことができるのが特徴。会話集のほか、英和辞典の重要語(約1万4000語)も聞くことが可能。音声圧縮技術には肉声に最適化した独自の“TRUE VOICE”が利用されているという。英語音声の読み上げには、全辞書の英単語/英語例文、英語テキストを読み上げさせられる音声合成ソフトも利用できる。辞書は、広辞苑、百科事典など50種類を内蔵しており、辞書データ(CD-ROM版/カード版)やパソコンの文字データを追加できるトリプル追加機能に対応している。検索機能では、英和辞典の例文を日本語で探すことができる“日本語キーワード例文検索”が行なえる。

また、高精細液晶パネルを搭載したことで、最大920文字を表示できるほか、漢和辞典の『漢字源 JIS』版では親字を64ドット文字で正確に表示できるという。標準の文字サイズは12/16/24/48ドット表示を切り換えられる。主要都市の地図など約1500の図を表示することも可能。

本体サイズは幅144.5×奥行き99×高さ13.2mm(閉じた場合)、重量は250g(電池込み)。本体には従来から採用されている落下/加圧/振動などの影響を低減する独自技術“TAFCOT(Totally Advanced Force Control Technology:タフコット)”が採用されている。内蔵メモリーは約20MB。拡張スロットはSDメモリーカード用を装備する。インターフェースはUSBを採用し、対応OSはWindows XP/2000 Professional/Me/98 SE/98。電源は単4形アルカリ乾電池×2本で、英和辞典の訳表示で連続放置の場合が120時間、入力&検索4分/訳表示55分/スピーカー音声出力1分の繰り返しの場合が75時間。

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