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エプソン、20万円台のA3カラーレーザー複合機『LP-M5500』などを発表――ターゲットは「ターゲットは中小規模の企業」

2005年06月14日 16時26分更新

文● 編集部 佐久間康仁

セイコーエプソン(株)とエプソン販売(株)は14日、東京・赤坂見附の赤坂プリンスホテルにプレス関係者を集め、A3サイズに対応するカラーレーザー複合機“LP-M5500シリーズ”を7月下旬に発売すると発表した。価格は、フルカラープリント/スキャン/コピー機能を持つベースモデル『LP-M5500』が29万8000円から、さらにファクスとADF(オートドキュメントフィーダー)が付いた『LP-M5500F』は39万8000円から。

ラックとプリンター台がセットになった『LP-M5500D』
写真はラックとプリンター台がセットになった『LP-M5500D』で、価格は32万8000円

同時に、A4サイズ対応のカラーレーザー複合機“LP-A500シリーズ”を今月17日に、スキャン/コピー機能を持たない単機能のA3フルカラープリンター『LP-S5500』も今月27日に発売することも発表された。LP-A500シリーズの価格はオープンプライスで、編集部による予想実売価格はベースモデル『LP-A500』が18万円前後、ファクスとADF付きの『LP-A500F』は21万円前後。LP-S5500の価格は16万8000円。

A3カラーレーザープリンター『LP-S5500』
同時に発表されたA3カラーレーザープリンター『LP-S5500』。複合機LPM5500シリーズのベースとなるプリンターだ

発表会には、セイコーエプソンの取締役情報画像事業本部長の平野精一氏、情報画像事業本部LP事業部長の鈴木隆史氏、エプソン販売の取締役社長の真道昌良氏、マーケティングセンター長の富田隆宏氏らが出席し、開発の背景や製品の特徴を説明した。

『LP-M5500』のターゲット市場
『LP-M5500』のターゲット市場

真道氏は、LBP(レーザービームプリンター)プリンター市場を「年間出荷数100万台でここ数年横ばいが続いているが、内訳を見るとカラー化比率が高まっている。2004年度は24%に上がった。複写機も同様に70万台で横ばいに推移しているが、カラー比率は30.3%に広がっている」と概況を説明し、「中小規模の企業にとって妥当な30万円くらいの、複合機の空白地帯に、コピー/プリンター/ファクスを統合した製品を投入して、“オフィスの健全化”を図りたい」と製品投入の背景を説明した。ここでいうオフィスの健全化とは、印刷出力機能を持つ、コピー/プリンター/ファクスなどが別々に配置されていると、ビジネス活動の導線が複雑になり、またスペースの無駄も多い。これを解消することを“健全化”と表現している。

掲載後に同社から、複写機の出荷台数の発言について正しくは70万台である旨の訂正がありましたので、記事本文を修正しました。
スキャン部にADFユニットが装着された『LP-M5500FD』
スキャン部にADFユニットが装着された『LP-M5500FD』。価格は42万8000円

LP-M5500シリーズは、2004年4月に発表されたA3対応のカラープリンター『LP-7000C』に手差し給紙機構とEthernet端子を追加したLP-S5500と、その上部に固定されたスキャンユニットで構成されるカラーレーザー複合機。LP-7000Cや上位機種のLP-9200Cと同等の、モノクロ毎分40枚、カラー毎分10枚の高速印刷エンジンを搭載し、20万円台という導入コストの安さ、1枚あたり17.1円(エコ印刷モードの場合)という低ランニングコストなどを売りに、「まだ複合機を導入していない中小規模の企業で、カートリッジ方式のコピー機が主体の分野」(LP設計部部長の石原通利氏)をメインターゲットにしているという。

家庭/オフィス(SOHO含む)へのネットワークの普及によって、従来からの単機能コピー/ファクスに加えて、(ネットワーク対応の)プリンターやスキャナーが注目されてきた。しかし、実情は依然としてコピーやファクスも必要。そのため複合機がオフィスの主役となる。しかし、大規模な企業/部門ではコピー機ベースの複合機が市場を形成しており、そうした規模の製品は中小規模のオフィス/SOHOなどでは初期費用が高すぎて手が出せないと、エプソンでは判断。そこで、導入費用を20万円台に抑えて、比較的少ないコピー枚数で使うワークグループ(数人規模の部署)ベースで共有できる複合機として本製品を企画・開発した、と石原氏は説明する。さらに、設置スペースもスキャナー部をプリンターの上に重ねることでコンパクトに収まるとメリットを強調する。

また、本体にはパソコン/プリントサーバーに接続するUSB 2.0と、社内ネットワークに直接接続する10/100BASE-TX準拠のEthernet端子に加えて、USB 1.1(ホスト)のインターフェースを備える。このUSB 1.1端子はUSBメモリーを差し、スキャン結果をそこに記録して持ち帰るための機能だという。同社ではこれを、「フロッピー感覚でスキャンできる、“USBスキャン”」と呼称している。

A3対応カラーレーザープリンターのラインナップ
A3対応カラーレーザープリンターのラインナップ

主なスペックは以下のとおり。

LP-M5500の主なスペック

プリント速度
カラー:毎分10枚
モノクロ:毎分40枚
ADF使用時の連続コピー速度(LP-M5500Fの場合)
カラー:毎分9.4枚
モノクロ:毎分17.2枚
解像度
プリンター:600dpi
スキャナー:600dpi
内蔵メモリー
標準128MB(最大576MB)
インターフェース
USB 2.0、10/100BASE-TX Ethernet、USB 1.1(ホスト)
給紙枚数
標準カセット:最大250枚
MPトレイ(手差しトレイ):最大150枚
増設カセット使用時:最大1900枚
ファクス送受信モード
カラー:RGB各8bit送受信
モノクロ:1bit送受信
スキャン読取速度
モノクロ:1.3秒(A4 1枚、600dpi)
カラー:3.8秒(A4 1枚、600dpi)
A4サイズ対応のカラーレーザー複合機『LP-A500』
A4サイズ対応のカラーレーザー複合機『LP-A500』。印刷速度はカラー毎分5枚、モノクロ毎分25枚となっている

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