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日本HP、ビジネス向けポータブルプロジェクター“HP Digital Projector vp6300”シリーズ2機種4モデルを発売

2005年06月02日 19時30分更新

文● 編集部

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日本ヒューレット・パッカード(株)は2日、ビジネス向けのポータブルプロジェクター“HP Digital Projector vp6300(エイチピー デジタル プロジェクタ ブイピー6300)”シリーズとして2機種4モデルの販売を同日付けで開始すると発表した。ラインアップは、高輝度/高コントラスト比の『HP Digital Projector vp6325/vp6321』、コストパフォーマンスを高めた『HP Digital Projector vp6315/vp6311』。直販価格は、vp6325が18万6900円、vp6321が16万5900円、vp6315が14万4900円、vp6311が11万5500円。vp6321とvp6311は直販(HP Directplus)専用モデル。vp6315のみ6月下旬販売開始となる。

“HP Digital Projector vp6300”
“HP Digital Projector vp6300”

“HP Digital Projector vp6300”は、2003年7月に発表した“HP Digital Projector vp6100”の後継となるDLP方式のプロジェクター。ランプ寿命を4000時間に延ばするとともに、本体の無償保証期間を3年間、ランプの交換保証期間を2年間(直販専用モデルのvp6321/vp6311は1年間)とすることで、TCOを削減できるようにしたのが特徴。保証期間内に製品に問題が生じた場合、最短で翌日に交換品を届ける“HPクイック・エクスチェンジ・サービス”も提供する。

『HP Digital Projector vp6325/vs6321』は、輝度が2000ルーメン(ランプセーブモード時は通常の80%)、コントラスト比が2500:1で、1024×768画素の0.7インチDMD(Digital Micromirror Device)単板と4セグメントのカラーホイールを搭載した上位モデル。投映サイズ24インチ~270インチで、投射距離は1.52~9.14m。レンズはマニュアルフォーカスの1.16倍ズームに対応する。ランプは210W UHPランプ(ランプセーブモード時168W)。最大解像度は1400×1050画素(SXGA+)にリサイズで対応。入力端子は、アナログRGB(ミニD-Sub15ピン)、コンポジットビデオ、Sビデオ、DVI-D(HDCP対応)を装備し、アナログRGB出力も装備している。制御入出力は同梱のリモコンマウス&プロジェクター制御用のUSBを装備する。ビデオ方式はNTSC/PAL/SECAM/HDTV(D1~D4)に対応。音声出力は6W(モノラル)。稼働音は通常時36dBA、ランプセーブモード時は32dBA。消費電力は285W。本体サイズは幅280×奥行き255×高さ102mm、重量は約3.5kg。ホワイトを基調としたデザインを採用し、ハンドル、レンズカバー、盗難防止用のケンジントンロックスロットも備えている。

『HP Digital Projector vp6315/vp6311』は、輝度が1600ルーメン(ランプセーブモード時は通常の80%)、コントラスト比が2000:1で、800×600画素の0.55インチのDMD単板と4セグメントのカラーホイールを搭載したエントリーモデル。入力端子が、アナログRGB、コンポジットビデオ、Sビデオのみになり、出力端子が省略されているほかは、投影サイズ/投射距離や筐体サイズ、消費電力なども上位モデルと同じ。

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