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ナナオ、オーバードライブ回路を搭載した19インチ液晶ディスプレー『EIZO FlexScan S1910』など2機種を発売

2005年06月01日 22時27分更新

文● 編集部

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(株)ナナオは1日、オーバードライブ回路を搭載した19インチ液晶ディスプレー『EIZO FlexScan S1910』を24日に発売すると発表した。価格はオープンで、直販価格は8万4800円。同時に応答速度が8ミリ秒の17インチ液晶ディスプレー『EIZO FlexScan M1700』も発売する。価格はオープン。

『EIZO FlexScan S1910』
『EIZO FlexScan S1910』

『EIZO FlexScan S1910』は、2004年6月に発表したコントラスト比が1000:1の19インチ液晶ディスプレー『EIZO FlexScan S190』に、2004年11月に発表した『EIZO FlexScan M190』で採用した応答速度を向上させる“オーバードライブ回路”を搭載したモデルに相当する。応答速度(黒→白→黒)は16ミリ秒(従来は25ミリ秒)で、中間調領域では12ミリ秒。輝度は250cd/m2。視野角は上下/左右178度。推奨解像度は1280×1024ドット。インターフェースは、アナログRGB(ミニD-Sub15ピン)とデジタル(DVI-D、24ピン)、USB 2.0(アップストリームポート)を装備する。

用途や画像の種類に応じて画像モード(Text/Picture/Movie/sRGBなど7種類)を選択できる“FineContrast機能”、 FineContrastをアプリケーションごとに自動的に切り替える“Auto FineContrast機能”、画像の任意の領域を高輝度で表示したり、拡大/編集したりできる“DesktopViewer機能”(Windows 2000/XP対応、DirectDraw/Direct Draw Overlay対応のグラフィックスカードが必要)、ガンマ補正機能、起動から短時間で輝度を安定させる輝度ドリフト補正機能(自動)、バックライトの輝度をセンサーで検出することで環境温度や経年による輝度変化を自動補正するブライトネス自動補正機能(自動)、“ArcSwing 2”機構スタンドなど、FlexScan S190で採用している機能はそのまま受け継がれている。

本体サイズは幅404×奥行き200×高さ288~423mm、重量は約6.7kg。高さ調整は104mm、チルトは上60度/下5度、スウィーベルは左右各172度。消費電力は50W(節電時2W以下)。PCリサイクルマーク対応モデルとして、本体カラーが“セレーングレイ”の『S1910-RGY』、ブラックの『S1910-RBK』、シルバーの直販専用モデル『S1910-RSR』の3製品をラインアップするほか、非対応モデルとして、セレーングレイの『S1910-GY』とブラックの『S1910-BK』の2製品を用意する。PCリサイクマーク対応モデルについては、米BOSE社製スピーカーユニットをセットにしたモデル『S1910-R』(3色)も8月31日まで限定販売するとしている。オンライン販売価格は9万9800円。

オプションとして、保護パネル『FP-702』(価格は1万1025円)や各種アーム/スタンドを用意している。

『EIZO FlexScan M1700』
『EIZO FlexScan M1700』

『EIZO FlexScan M1700』は、2003年4月に発表した『EIZO FlexScan L557』の後継機種。応答速度は8ミリ秒と高速で、コントラスト比は700:1、輝度は300cd/m2。視野角は上下155度/左右170度。インターフェースは、アナログRGB(ミニD-Sub15ピン)とデジタル(DVI-D、24ピン)を装備する。推奨解像度は1280×1024ドット。FineContrast機能や調光機能なども搭載されている。本体サイズは幅368×奥行き198×高さ375~425mm、重量は約5.5kg。チルトは上30度/下5度、高さ調整は50mm。VESAマウント(100mm)に対応。ステレオスピーカー(1W+1W)も内蔵している。消費電力は45W(節電時2W以下)。本体カラーはセレーングレイとブラックの2色をラインアップする。

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