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インタービデオ、H.264/AVC再生に対応するDVDプレーヤーソフト“WinDVD 7”を発表――ユーザーインターフェースも一新して使いやすく

2005年05月30日 21時32分更新

文● 編集部 小西利明

H.264再生などフル機能を備えた『WinDVD 7 Platinum』 基本機能に絞ったスタンダード版『WinDVD 7 Gold』
H.264再生などフル機能を備えた『WinDVD 7 Platinum』基本機能に絞ったスタンダード版『WinDVD 7 Gold』

インタービデオジャパン(株)は30日、H.264/AVC再生など最新の機能を備えたDVDプレーヤーソフト、“WinDVD 7”シリーズを発表した。発売日は6月24日。価格はフル機能を備えた『WinDVD 7 Platinum』が9240円(アップグレード/乗り換え版は6090円)、スタンダード版の『WinDVD 7 Gold』が3990円。

インタービデオジャパン 社長の田中俊輔氏
インタービデオジャパン 社長の田中俊輔氏

同社社長の田中俊輔氏は、発表会の冒頭でWinDVDシリーズのビジネスの状況について述べ、全世界で累計1億2500万本以上を販売し、日本でも大手パソコンメーカーのほぼ100%にOEM供給を行ない、3000万本以上のセールスを記録しているとした。そのうえでWinDVD 7について、「ブルーレイディスクやHD DVDなどが普及してくるまでは、最後の進化したDVDプレーヤー製品になるだろうと考えている」として、その完成度に自信を示した。



WinDVD 7のプレーヤー画面。操作系を含むサブパネルを分離した状態 一新された操作パネルの各部説明。主ウィンドウからアイコンで各種機能にアクセスできる
WinDVD 7のプレーヤー画面。操作系を含むサブパネルを分離した状態一新された操作パネルの各部説明。主ウィンドウからアイコンで各種機能にアクセスできる

WinDVD 7でまず目を引くのが、まったく新しくなったユーザーインターフェースである。金属的なカラーリングから、柔らかい印象を受けるブルーのカラーリングに変わったほか、操作を行なうサブパネル部分は、メインウィンドウにドッキング/分離が可能だ。またプレイリストやブックマークといった従来別ウィンドウに表示していた要素を、メインウィンドウ内に表示できるようになった。これは従来は別ウィンドウが再生中のビデオの上に重なって表示されてしまうため、ビデオの一部が見えなくなるのを解消するためという(従来と同じように分離表示も可能)。

WinDVD 7では、映像関連の設定項目は“ビデオセンター”、音響関連の設定項目は“オーディオセンター”と名付けられたウィンドウに統合して表示されることになった。これらは1つのウィンドウ内で完結して表示可能で、設定項目の切り替えはタブを切り替えることで行なう。これにより、従来までのWinDVDシリーズでは機能追加に従って煩雑になっていった操作系を、シンプルで分かりやすいものに改善している。

ビデオセンターの画面の一例。設定項目はタブで切り替えられる オーディオセンターの画面の一例。最大で7.1chのサラウンド再生に対応する
ビデオセンターの画面の一例。設定項目はタブで切り替えられるオーディオセンターの画面の一例。最大で7.1chのサラウンド再生に対応する

同社ではDVDビデオやMPEG-2だけでなく、WMV HD(Windows Media Video High Definition)などの再生にも対応した“WinDVD 6”シリーズ以降、WinDVDシリーズを“ユニバーサル・プレーヤー”と称している。WinDVD 7の特徴のひとつもこの路線に沿ったもので、MPEG-2以上の高画質&高圧縮率を誇る新世代のビデオフォーマット“H.264/AVC”の再生に対応した(Platinum版のみ)。ただしH.264の表示は非常にCPU負荷が高いため、同社ではH.264再生機能については、推奨CPUを3.6GHzのPentium 4以上としている。すでに最高クラスの性能のパソコンを使っているユーザーならともかく、幸か不幸かH.264ベースのコンテンツもほとんどない現時点では、将来のための機能と割り切ったほうが良さそうだ。

『WinDVD 6 Platinum』に搭載されて好評だった高画質化機能“Trimention DNM(Digital Natural Motion)”は、さらに機能を追加した“アドバンスドTrimention DNM”へと進化した(Platinumのみ)。Trimention DNMとはもともと、オランダのロイヤル・フィリップス・エレクトロニクス(Royal Philips Electronics)社が開発した技術である。24フレーム/秒の映画を60フレーム/秒でプログレッシブ再生する際に生じる、映像がコマ落ちしたような表示のガタ付き(Motion Judder)を改善し、滑らかに表現してみせる技術だ。ただしこの機能は非常にCPU負荷が高く、WinDVD 6 Platinumでこの機能を使用する場合は、必要CPUがPentium 4-2.8GHz以上とされていた。必要CPU自体はWinDVD 7 Platinumでも変更はないが、アドバンスドTrimention DNMの品質設定項目に低CPU負荷用の“シネマティック”が追加され、これを有効にすると描画フレーム数を60フレーム/秒より減らすことで、CPU負荷を減らしつつ画質向上を実現することが可能になったという。またビデオ再生画面を2分割してアドバンスドTrimention DNMの効果あり/なしを並べて表示し、表示する映像に効果があるかをユーザー自身で確認可能になった。

画面を上下で分割して、アドバンスドTrimention DNMのなし(上)とあり(下)の違いを表示。ユーザー自身が効果の有無を確認しやすくなった
画面を上下で分割して、アドバンスドTrimention DNMのなし(上)とあり(下)の違いを表示。ユーザー自身が効果の有無を確認しやすくなった

またオーディオ再生に関しては、DVD Audioの再生に対応(Platinumのみ)したほか、独自の疑似サラウンド機能として、“IVIヘッドフォン”“ICEサラウンド”“IVIホールエフェクト”などの機能を搭載。ヘッドホンや2スピーカーでのオーディオ再生時のサラウンド効果を強化している。

さらにPlatinum版には“UPnPクライアント”機能も搭載されている。これにより他のパソコンやネットワーク機能を備えるHDD&DVDレコーダー、ネットワークメディアプレーヤーなどと連携し、他のマシン上にあるAVコンテンツを、WinDVD 7 Platinumを実行するパソコン上で視聴できる。ただしデジタル家電間の接続規格“DLNA”に対応しているわけではなく、基本的には同社が動作を確認した機器との接続のみがサポートされる模様だ。

対応OSはWindows XP/2000 Professional。対応ハードウェアは、CPUがPentium III-500MHz以上(DVD Audio再生時はPentium III-1GHz以上、アドバンスドTrimention DNM使用時はPentium 4-2.8GHz以上、WMV HD再生時はPentium 4-3.0GHz以上、H.264/AVCファイル再生時はPentium 4-3.6GHz以上推奨)、メモリー128MB以上(アドバンスドTrimention DNM使用時は256MB以上、WMV HDおよびH.264/AVCファイル再生時は512MB以上必須)などとなっている。

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