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パナソニック コミュニケーションズ、10倍デジタルズームと動作検知機能を搭載したネットワークカメラ『BB-HCM110』を発売

2005年05月30日 15時52分更新

文● 編集部

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パナソニック コミュニケーションズ(株)は30日、10倍デジタルズーム機能と動作検知機能を搭載したIPv6対応のネットワークカメラ『BB-HCM110』を6月10日に発売すると発表した。価格は5万2290円。

『BB-HCM110』
『BB-HCM110』

『BB-HCM110』は、10倍デジタルズーム機能と最大毎秒80度の高速パン/チルト機能に加え、ネットワークカメラが撮影している範囲内で画像の変化を検知する“動作検知機能”を搭載したのが特徴。パン/チルト機能と動作検知機能を併用すれば、動作検知した際にあらかじめ設定しておいた方向にカメラレンズの向きを変えるといったこともできる。動作検知時の画像とその前後の画像を本体に一時保存したり、電子メールやFTPで転送することも可能。また、音声の双方向通信機能(トランシーバー機能)も搭載しており、モニタリングを行なっているパソコン側からネットワークカメラ側に音声を送信することもできる。表示機能では、マルチカメラ機能を搭載しており、同一ウェブブラウザー上で最大4台のカメラ画像を同時にモニタリングできるほか、それを3組まで切り替えて表示することが可能。静止画なら12台ぶんまで同一画面内に表示できるという。

撮像素子は約32万画素のCMOSセンサーで、解像度は640×480ドット/320×240ドット/160×120ドットで画像更新速度は最大毎秒30枚(320×240ドット以下)/最大毎秒12枚(640×480ドット)。静止画はJPEG形式で動画はMotion JPEGに対応。画像保存枚数は約125枚(320×240ドット/標準画質の場合)。音声圧縮方式はADPCM(32kbps)。同時アクセス数は最大30。画角は上下32度/左右43度。パンは±60度、チルトは+20~-45度。ネットワークインターフェースは10/100BASE-TXで、センサー用I/Oは入力2出力1を装備する。本体サイズは幅100×奥行き73.5×高さ100mm、重量は約275g。電源は専用ACアダプター(12V出力)を利用し、消費電力は最大約5.5W(パンスキャン時)/約2.5W(待機時)。

パソコンの対応OSはIPv4の場合がWindows XP/2000/Me/98 SE、IPv6の場合はWindows XP SP1以降。対応ウェブブラウザーはInternet Explorer 6.0以降。対応携帯電話機はウェブブラウザーを搭載し、JPEG表示に対応した製品。

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