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三菱電機、64bitブロック暗号アルゴリズム“MISTY1”がISOの標準規格に――NTTと共同開発した128bitの“Camellia”も

2005年05月26日 23時07分更新

文● 編集部

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三菱電機(株)は26日、同社が開発した64bitブロック暗号アルゴリズム“MISTY1(ミスティーワン)”をISO(International Organization for Standardization:国際標準化機構)/IEC(International Electrotechnical Commission:国際電気標準会議)が国際標準規格“ISO/IEC18033”に採用したと発表した。日本電信電話(株)と共同開発した128bitブロック暗号アルゴリズム“Camellia(カメリア)”も標準規格に採用された。

ISOは、2000年に暗号アルゴリズムの国際標準規格策定に着手し、約15ヵ国の提案に対して安全性や実用性の第三者評価を行ない、4ヵ国6種類の暗号アルゴリズムを標準規格として採択。次世代標準となる128bitのブロック暗号アルゴリズムでは、“Camellia”のほか、米国政府標準暗号(AES)と韓国政府標準暗号(SEED)が選ばれたという。

なお“Camellia”は、低コストで安全な高度情報流通社会の実現に向け、主導的役割を果たすため、Camelliaを搭載した製品の開発や事業化を行なう企業や法人を主な対象として、2001年から基本特許を無償としているという。

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