ヒートシンクとしては人気があるThremalright製の「XP-90」だが、そのバリエーションモデルとなる「XP-90C」の販売が始まった。アルミ製の「XP-90」から、今回の製品では全銅製へと進化を遂げている。
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Thremalrightの全銅製ヒートシンク「XP-90C」 |
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横から見る。上部に80mmもしくは92mm角ファンをオプションで取付け可能という点は変わらない |
このシリーズには、ヒートパイプ5本を使用したアルミ製の「XP-120」が昨年8月に、その下位モデルとなる「XP-90」が1ヵ月後の9月に発売されていた。今回の「XP-90C」は「XP-90」の材質を銅に変更した製品で、重量は360gから690gへとアップ。ただし、販売しているUSER'S SIDE本店によると「同じファンを使った場合、アルミ製の“XP-90”と比較して温度が1~2度ほど低くなるという話も聞いている」とのこと。銅製となった恩恵はそれなりに得ることができそうだ。対応CPUはLGA775、Socket 478/754/939で、80mmもしくは92mm角ファンがオプションで取付け可能という点は同じ。価格は7329円となっている。
なお、今回USER'S SIDE本店が入荷したのは並行輸入品となるが、来週26日にはサイズが取り扱いを行なう国内正規版も発売される予定で、こちらは高速電脳で予価6480円のほか、価格は未定だがZOA秋葉原本店でも発売される予定となっている。
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上から。サイズは116(W)×96(D)×75(H)mm | | 4本のヒートパイプを採用しているのがわかる |
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裏面。ベース部分ももちろん銅製となっている | | 付属品。対応CPUはLGA775、Socket 478/754/939。あとは好みに応じてファンを装備する |
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