(株)アスキーソリューションズは16日、オーストラリアのGlobalPatrol(グローバルパトロール)社が開発したネットワーク経由でWindowsパソコンの使用状況を監視したり操作したりできるセキュリティーソフト『デスクトップスカウト エンタープライズ版』を発売すると発表した。ダウンロード版の販売を同日付けで開始し、パッケージ版の販売を27日に開始すると発表した。価格は、ダウンロード版が1万920円、パッケージ版が1万2705円。
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| 『デスクトップスカウト エンタープライズ版』 |
デスクトップスカウトは、社内LANやインターネットに接続されているパソコンの遠隔監視や操作を行なうためのソフト。パソコンで使用されたアプリケーションや閲覧したウェブページ、パソコンのシステム情報や使用時間、入力した文字情報などの記録/管理のほか、アプリケーションの遠隔操作/停止、パソコンの電源を切るといった操作も行なえるのが特徴。『デスクトップスカウト エンタープライズ版』は、1月に発表した『デスクトップスカウト 3.0』に、新機能として、HDDや外部メディアへの保存履歴を記録することで企業の情報漏洩対策に利用できる“ディスク操作ログ機能”を追加するとともに、オプションとして、アプリケーションログ/スクリーンショットログ/ウェブサイトログの保存を管理側のパソコンに一括して行なえる“ログ一元管理機能”を用意したもの。監視対象となるパソコンにソフトがインストールされていることを知らせないモードと、インストールされていることを警告するモードを選択でき、監視していることを告知することで、情報漏洩の抑止効果も期待できるとしている。
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| パッケージ版 |
対応OSはWindows XP/2000、Windows Server 2003。対応機種はPentium III-600MHz以上、メモリー128MB以上を搭載したPC/AT互換機。監視対象となるパソコン1台につき1エージェントが必要で、1エージェントあたりの価格は、ダウンロード版が、1エージェントで1万920円、2～4エージェントで9702円、5～9エージェントで8841円、10～19エージェントで8410円、20～49エージェントで7575円、50～99エージェントで6102円、100エージェント以上では5103円。ログ一元管理機能の価格は12万8100円から。
