(株)東芝は16日、HDD内蔵オーディオプレーヤー“gigaeat(ギガビート)”の新製品として、垂直磁気記録方式HDDを採用することで軽量/薄型化した『gigabeat F41』、画面表示機能を強化した『gigabeat F11』『gigabeat F21』など3機種6モデルを20日から順次発売すると発表した。価格はオープン。
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| 正面 | 斜め前から | |
| 『gigabeat F41』 | ||
『gigabeat F41』(MEGF41)は、高密度記録が可能な垂直磁気記録方式のHDDを採用することで、従来製品の『gigabeat F40』より約10gの軽量化と約3mmの薄型化を図ったのが特徴。本体サイズは幅63×奥行き106×高さ16mm、重量は約160g。HDD容量は40GB。最大収録時間は約664時間で、128kbps/44.1kHz/WMAの場合、約1万曲の楽曲を保存できる。対応フォーマットは、WMA(DRM対応)、MP3、WAV。サンプリング周波数は22.05k～48kHz。ビットレートは16k～320kbps。再生モードはアーティスト/アルバム/ジャンルのライブラリーやフォルダーに対して、通常再生/リピート再生/ランダム再生/1曲リピートを設定できる。10秒/60秒のイントロ再生も可能。イコライザーは、CLASSIC1/JAZZ1など29種類が用意され、3Dヘッドホンサラウンドシステム“SRS WOW”にも対応している。
ディスプレーは2.2インチQVGA低温ポリシリコンTFT液晶(240×320ドット/3万2768色表示)を搭載し、日本語/英語/フランス語/スペイン語/ドイツ語/中国語(簡体字/繁体字)の表示が可能。デジタルカメラで撮影した画像などをパソコンから転送し、ディスプレーに表示する“フォトビューアモード”や、画面デザイン/画面の向き/文字の大小/ジャケット写真の大小などの組み合わせを選択できる“画面スタイル設定”などの機能も搭載している。
操作は十字型タッチセンサー“プラスタッチ”で行なう。電源はリチウムイオンバッテリーを内蔵し、連続再生時間は約16時間。インターフェースはUSB 2.0/1.1。対応機種はPentium II-300MHz以上(Pentium III-1.0GHz以上推奨)を搭載したPC/AT互換機。対応OSはWindows XP/2000。本体カラーは“シャンパンシルバー(XS)”。ACアダプター、USBケーブル、ヘッドホン、アプリケーションソフト『gigabet room』を収録したCD-ROMが付属する。6月下旬に発売する。編集部による予想販売価格は4万5000円前後。
『gigabeat F11』(MEGF11)は、HDD容量を10GBに変更した機種。HDDの容量以外の基本仕様は『gigabeat F41』と同じで、最大収録時間は約166時間。新機能として、上位モデルに採用されていた“フォトビューアモード”や“画面スタイル設定”に対応したのが特徴。本体カラーの異なる“ホワイト(W)”、“ライム(G)”、“オレンジ(D)”の3モデルをラインアップする。発売時期は、ホワイトが5月20日、それ以外が27日。編集部による予想販売価格は3万3000円前後。
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| 『MEGF11(W)』(ホワイト) | 『MEGF11(G)』(ライム) | 『MEGF11(D)』(オレンジ) | ||
| 『gigabeat F11』 | ||||
『gigabeat F21』(MEGF21)は、『gigabeat F11』のHDD容量を20GBに変更した機種。最大収録時間は約332時間。本体カラーの異なる“シルバー(XS)”、“ブラック(XK)”の2モデルをラインアップする。発売時期は、シルバーが5月20日、ブラックが27日。編集部による予想販売価格は3万7000円前後。
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| 『MEGF21(XS)』(シルバー) | 『MEGF21(XK)』(ブラック) | |
| 『gigabeat F21』 | ||
同社では、現行の“gigabeat F”のファームウェアアップデートサービスを5月末に開始するとしており、これにより“フォトビューアモード”や“画面スタイル設定”などが可能になるという。
