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トミーとタカラが合併して“株式会社タカラトミー”に――戦略事業会社も設立

2005年05月13日 23時01分更新

文● 編集部

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(株)タカラ、(株)トミー、(株)インデックスの3社は13日、タカラとトミーが合併し、2006年3月1日に新会社“株式会社タカラトミー”(TOMY COMPANY, LTD.)を設立することで基本合意したと発表した。新会社の代表取締役社長にはトミーの富山幹太郎氏が、代表取締役副社長にはタカラ取締役会長の佐藤慶太氏が、それぞれ就任する。合併は、タカラ株式1株に対し、トミー株式0.178株を割り当てることで行なわれる。なお、新会社の筆頭株主はインデックスとトミーの持株会社グループとなる。

新会社設立に先立ち、3社は、タカラとトミーの持つ権利資産の活用や広告宣伝などを目的とする戦略事業会社“株式会社タカラトミーネットワークス《T2ネットワークス》(仮)”を9月1日付けで設立することも発表。資本金は10億円で、出資比率は、インデックス50%、新会社50%の予定。

また、タカラは7月に第三者割当増資も実施。普通株式6224万2000株を発行し、インデックスほか1社が引き受ける。発行価額は1株156円で、総額は97億900万円。社債の償還と玩具事業業績向上のための施策資金、玩具事業拡大のためのコンテンツに利用するとしている。

なお、各社の資本金/従業員数は、タカラが181億2100万円/506人、トミーが29億8900万円/268人、インデックスが90億5000万円/153人。合併後の業績見通しについては改めて発表するとしている。

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