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慶應義塾大学、東京大学、京都大学ら6大学、講義情報をインターネット経由で無償公開する“日本OCW連絡会”を発足

2005年05月13日 18時27分更新

文● 編集部 佐久間康仁

大阪大学/京都大学/慶応義塾大学/東京工業大学/東京大学/早稲田大学(50音順)の6大学は12日、東京・赤坂見附のホテルニューオータニで記者会見を開催し、各大学が行なっている講義の情報や教材などをインターネット経由で無償公開する“日本OCW(OpenCourseWare、講義情報公開)連絡会”を発足したと発表した。

発表会に列席した各大学の代表者 発表会に列席した各大学の代表者2
発表会に列席した各大学の代表者。左から、大阪大学副学長の鈴木 直氏、京都大学副学長の東山紘久氏、慶應義塾大学塾長の安西祐一郎氏。なお、慶應義塾大学はこの団体の幹事校となっている同じく左から、東京工業大学学長の相澤益男氏、東京大学総長の小宮山 宏氏、早稲田大学総長の白井克彦氏

OCWは米マサチューセッツ工科大学(MIT)が提唱する規格(※1)で、6大学はブロードバンド・インターネット環境が普及する現在、大学の役割が“知の想像と社会への還元にある”ことを認識し、国際的な知の発信に積極的に取り組むことにしたという。

※1 OCW OCWの規格では、
  • 情報は非営利で利用すること
  • 情報を再利用する場合には大学名/作成者名を表記すること
  • 情報を利用して作成した資料は無償公開すること
などを規定している。また、学位授与や資格認定などは行なわれず、各大学への問い合わせに対して個別の質問回答は行なわない。

同様の試みは中国やスペインでも行なわれているが、これらはMITの公開講義内容を自国語に翻訳したもので、今回の試みは日本の各大学から独自の講義情報を発信するという点で異なる。発信する情報は各大学の判断に任されるとのことだが、シラバス(講義計画書)/講義カレンダー/講義資料(一部大学においては動画を含む)を、日本語もしくは英語で表記/表現している。各大学のOCWサイトは次のとおり。

大阪大学
大阪大学OCW
京都大学
京都大学OpenCourseWare
慶応義塾大学
KEIO OPENCOURSEWARE
東京工業大学
Tokyo Tech OCW
東京大学
UT OpenCourseWare
早稲田大学
早稲田大学 OpenCourseWare

MITからのゲスト、宮川 繁氏とアン・マーガリーズ氏 MIT初の女性学長スーザン・ホクフィールド氏のビデオメッセージ
OCWの設立に寄与したMITからのゲストとして、宮川 繁氏とアン・マーガリーズ(Anne Margulies)氏が挨拶MITで初の女性学長に選ばれた、スーザン・ホクフィールド(Susan Hockfield)氏からビデオメッセージも贈られた

同団体ではこれらのサイトを、

  • 同じような科目を教えている教員の参考資料
  • 自分で学習したい方への個人学習向け教材

として活用してほしいと話す。さらに発展途上国など教材が十分に提供されていない地域においても、インターネット経由で質の高い教材を提供でき、先進国からの教育分野における貢献になるとしている。

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