7日からテアトル池袋にて『メールで届いた物語(ストーリー)』(東映ビデオ配給)が公開になる。『mail』『CHANGE THE WORLD』『アボガド納豆。』『やさしくなれたら…』の4編のラブストリーから成るオムニバス作品で、メールと恋愛がテーマになっている。
1日には都内で、映画の主題歌を歌っている牧伊織さんのライブや、『mail』に出演している女優の相武紗季さんと清水浩監督のトークショーが開催された。ほかの3作品が携帯メールを扱っているのに対して、『mail』は手紙を題材にしている。難病の女の子を相武紗季さん、郵便配達員を加瀬亮さんが演じる。
主題歌『約束の場所』を熱唱する牧伊織さん | エンドロールにも流れるがとのMCの質問に「エンドロールは映画を思い返したり自分の気持ちを確かめたり大切な時間だと思うので、私の歌を聞いて何か思っていただけたらと思います」とコメント |
清水監督は相武さんについて「行間を埋めてくれる女優さん」と評価。「僕はあまり役者さんには言わないんですよ。ほとんど何もいってないと思う」と話した。相武さんは役作りについて「本当に特になかったというか、病気をもった女の子の役ということではじめは病気について調べたりしてたんですけど、あまり深く考えすぎないでと(監督に)言われて、伝える手段がなかったら相手にどんな風に感情を伝えられるかというのを本当に考えながらお芝居しました」と振り返った。
「今まで台詞を喋る役しかやったことなくて、はじめて行動だったり表情だったりで(気持ちを)伝えています。そこを観ていただきたいです」 |
「理想の男性は加瀬さんが演じた郵便配達員の高村さん(笑)」 |
手紙のやり取りの恋愛については「すごく憧れますね」「学生の頃に好きな人に手紙を書いたりしたことはありましたけど、自分が送るだけでじゃなくて、実際に返事が帰ってくるのはすごい素敵なことだなと思います」「やっぱりメールで済ましてしまうことは日常的なことが多いと思うんですけど、その分だけ手紙をもらった時にその内容は重いし、心に伝わりますね」と話した。
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