T-ZONE.PC DIY SHOPに、従来販売されているXeonよりも低電圧で動作するという「Xeon-2.8GHz」のバルク版が入荷した。販売は、2個セットでの購入が条件となり価格は7万円。
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低電圧版「Xeon-2.8GHz」のバルク版。販売は2個セットが条件で価格は7万円だ |
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T-ZONE.PC DIY SHOPのポップ。「TDP103WがTDP84Wに減っている」と記載されている |
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※28日画像追加:手書きの紙が貼り付けてあり「103W→55W!」と訂正されている |
低電圧版「Xeon-2.8GHz」は、その名のとおり低電圧で動作するXeon。販売しているT-ZONE.PC DIY SHOPのポップによると「「TDP103WがTDP84Wに減っている」という。製品は90nmプロセスルールの“Nocona”コアを搭載したFSB800MHzの「Xeon-2.8GHz」。CPU裏面には“2800DP/1M/800/LV”という表記(LVはLow Voltageの略と思われる)とともにS-Specの“SL84B”という文字も見える。ただ、インテルの公開しているスペックシートには“SL84B”についての詳細は掲載されておらず、84WというTDPについても確認はできなかった。ちなみに、従来販売されている90nmプロセスルールの“Nocona”コア搭載「Xeon-2.8GHz」は、D0/E0ステッピングにかかわらずTDPは103Wとなっている。
同店では「だいぶ前から発注していた製品がやっと入荷された。次回入荷はまったくわからない」とのこと。2個セットでの購入が条件というのは冒頭でも触れたが、入荷したのは4セットのみの貴重な製品となっている。
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CPU裏面。90nmプロセスルールの“Nocona”コアを搭載したFSB800MHzの「Xeon-2.8GHz」だ | | “2800DP/1M/800/LV”という表記(LVはLow Voltageの略と思われる)とともにS-Specの“SL84B”という文字も見える |
※4月28日:T-ZONE.PC DIY SHOPでポップが訂正されていたため画像を追加。
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