このページの本文へ

TDP84WのLow Voltage仕様!? 低電圧版「Xeon-2.8GHz」がバルクで販売開始に!

2005年04月27日 20時18分更新

文● 増田

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

 T-ZONE.PC DIY SHOPに、従来販売されているXeonよりも低電圧で動作するという「Xeon-2.8GHz」のバルク版が入荷した。販売は、2個セットでの購入が条件となり価格は7万円。

Xeon 2.80GHz
低電圧版「Xeon-2.8GHz」のバルク版。販売は2個セットが条件で価格は7万円だ
ポップ
T-ZONE.PC DIY SHOPのポップ。「TDP103WがTDP84Wに減っている」と記載されている
ポップ2
※28日画像追加:手書きの紙が貼り付けてあり「103W→55W!」と訂正されている

 低電圧版「Xeon-2.8GHz」は、その名のとおり低電圧で動作するXeon。販売しているT-ZONE.PC DIY SHOPのポップによると「「TDP103WがTDP84Wに減っている」という。製品は90nmプロセスルールの“Nocona”コアを搭載したFSB800MHzの「Xeon-2.8GHz」。CPU裏面には“2800DP/1M/800/LV”という表記(LVはLow Voltageの略と思われる)とともにS-Specの“SL84B”という文字も見える。ただ、インテルの公開しているスペックシートには“SL84B”についての詳細は掲載されておらず、84WというTDPについても確認はできなかった。ちなみに、従来販売されている90nmプロセスルールの“Nocona”コア搭載「Xeon-2.8GHz」は、D0/E0ステッピングにかかわらずTDPは103Wとなっている。
 同店では「だいぶ前から発注していた製品がやっと入荷された。次回入荷はまったくわからない」とのこと。2個セットでの購入が条件というのは冒頭でも触れたが、入荷したのは4セットのみの貴重な製品となっている。

CPU裏面 S-Spec
CPU裏面。90nmプロセスルールの“Nocona”コアを搭載したFSB800MHzの「Xeon-2.8GHz」だ“2800DP/1M/800/LV”という表記(LVはLow Voltageの略と思われる)とともにS-Specの“SL84B”という文字も見える


※4月28日:T-ZONE.PC DIY SHOPでポップが訂正されていたため画像を追加。
【関連記事】
【取材協力】

カテゴリートップへ

注目ニュース

ASCII倶楽部

ASCII.jpメール アキバマガジン

クルマ情報byASCII

ピックアップ