このページの本文へ

バーテックスリンク、動画表示に対応したHDDオーディオプレーヤー“iAUDIO X5”の販売を開始

2005年04月27日 17時15分更新

文● 編集部

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

(株)バーテックスリンクは27日、韓国COWON SYSTEMS社製のデジタルオーディオプレーヤー“iAUDIO”の新製品として、1.8インチカラー液晶パネルを搭載したHDD内蔵型の“iAUDIO X5”シリーズ3製品を5月上旬から販売すると発表した。ラインアップは、スタンダードモデル『iAUDIO X5』、大容量バッテリー搭載モデル『iAUDIO X5L』、“液晶リモコン”とクレイドルを同梱した『iAUDIO X5セットモデル』。価格はオープン。編集部による予想販売価格は、『iAUDIO X5L』が4万円前後、『iAUDIO X5L』が4万5000円前後、『iAUDIO X5セットモデル』が4万5000円前後。

『iAUDIO X5L』
『iAUDIO X5L』

『iAUDIO X5L』は、20GBのHDDを内蔵し、オーディオファイルの再生のほか、1.8インチカラー液晶パネル(160×128画素/26万色表示)を利用して動画(MPEG-4)の再生や静止画(JPEG)の表示を行なえるのが特徴。静止画はサムネイル表示(9画面)のほか、5倍までの拡大表示に対応。ホスト機能を利用すれば、デジタルカメラの画像ファイルをHDDに保存したり、デジタルカメラ内のファイルをコピー/削除したりすることもできる。12文字×7行のテキスト表示も可能で、音楽を再生しながら文字情報を読むといったこともできるという。また、音楽を再生しながら、本体でプレイリストの追加/削除が行なえる“ダイナミックプレイリスト”にも対応している。内蔵FMチューナーでFM放送を聴取/録音したり、外部入力を利用してダイレクトMP3レコーディングを行なったりすることもできる。

対応フォーマットはMP3(8kbps~320kbps、8k~48kHz、VBR)、WMA(20k~192kbps、8k~48kHz)、 Ogg Vorbis、ASF、WAV(11k/22k/44kHz、16bit)、FLAC。5種類のイコライザーと6種類のサウンドエフェクトを利用できる。

本体カラーはブラックで、前面の液晶ディスプレーの右下にシルバーの“5Directionキー”が配置されており、片方の手でファイルの検索や再生/表示が行なえるようになっている。電源はリチウムイオン充電池を内蔵し、最大14時間の連続再生が可能(COWON調べ/充電時間は約3時間)。大容量バッテリーを搭載した『iAUDIO X5L』は35時間の連続再生が行なえる(充電時間は約6時間)。インターフェースはUSB 2.0に対応しており、USBマスストレージクラスをサポート。出力は20mW+20mWで、周波数は20~20kHz。本体サイズは幅60.8×奥行き19×高さ103.7mm(奥行きの最薄部は14.3mm)、重量は148g。『iAUDIO X5L』は奥行きが23mm(最薄部18.3mm)、重量が180gとなる。対応OSは Windows 98 SE/Me/2000/XP、Mac OS X 10.x(データ転送のみ)。



『iAUDIO X5セットモデル』
『iAUDIO X5セットモデル』

製品には、ステレオイヤホン、専用キャリングケース、サブパック(アダプター接続キット)、USBケーブル、ACアダプター、オーディオケーブル、ファイル転送&再生ソフト『JetShell』やプレーヤーソフト『JetAudio』の英語版などを収録したCD-ROMが付属する。

『iAUDIO X5セットモデル』は、“液晶リモコン”とクレイドルを同梱したモデル。液晶リモコンとクレイドルはHDDオーディオプレーヤー『iAUDIO M3』と互換で、iAUDIO M3のものを利用することも可能。

カテゴリートップへ

注目ニュース

ASCII倶楽部

プレミアムPC試用レポート

ピックアップ

ASCII.jp RSS2.0 配信中

ASCII.jpメール デジタルMac/iPodマガジン