インテル、同社初のデュアルコアプロセッサー『インテル Pentium プロセッサ エクストリーム・エディション 840』を発表――対応チップセットも
2005年04月19日 22時35分更新
インテル(株)は19日、同社として初のデュアルコア搭載プロセッサー『インテル Pentium プロセッサ エクストリーム・エディション 840』とデュアルコアプロセッサー対応チップセット『インテル 955X Express チップセット』の出荷を開始したと発表した。価格は、1000個受注時の単価で『インテル Pentium プロセッサ エクストリーム・エディション 840』が10万7190円、『インテル 955X Express チップセット』が5360円。
『インテル Pentium プロセッサ エクストリーム・エディション』 |
『インテル Pentium プロセッサ エクストリーム・エディション』のダイ写真 |
『インテル Pentium プロセッサ エクストリーム・エディション 840』は、動作クロック周波数が3.2GHz、フロントサイドバス(FSB)が800MHzで、コアあたり1MB(計2MB)のL2キャッシュメモリーを搭載し、90nmプロセスで製造されるデュアルコアプロセッサー。“インテル エクステンデッド・メモリ64テクノロジ”(EM64T)と“ハイパー・スレッディング・テクノロジ”(HTテクノロジ)を搭載しており、『インテル 955X Express チップセット』と組み合わせることで、同時に4つのスレッドを処理できるのが特徴。
『インテル 955X Express チップセット』は、800MHzと1066MHzのFSBに対応し、デュアルチャネルDDR2 667/533メモリー(ECC対応)をサポートするチップセットで、最大8GBのメモリーに対応。オーディオ機能は“インテル ハイ・ディフィニション・オーディオ”を搭載し、PCI Express x16/x1、USB 2.0×8、シリアルATA×4、AHCI(アドバンスド・ホスト・コントローラ・インターフェース)などのインターフェースをサポートする。RAID 0/1/5/10にも対応している。
『インテル デスクトップ・ボード D955XBK』 |
同社は併せて、パソコンメーカー向けにデスクトップパソコン用マザーボード『インテル デスクトップ・ボード D955XBK』の提供も開始した。鉛フリーLGA775ソケットを採用しており、価格はオープン。