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KDDIネットワーク&ソリューションズ、日本国内での“イリジウムシステム”利用の衛星携帯通信サービスを6月に開始

2005年04月15日 22時16分更新

文● 編集部

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(株)KDDIネットワーク&ソリューションズは15日、日本国内での“イリジウムシステム”を利用した衛星携帯通信サービスを6月1日に開始する予定であると発表した。これは、関東総合通信局から“イリジウムシステム”に係る特定無線局(携帯移動地球局)の包括免許が取得できる予定となったことから発表したもので、認可取得などの各種手続きの完了後にサービスを開始することになる。サービスの概要については、準備が整い次第、ホームページに掲載するとしている。

“イリジウムシステム”は、地球の衛星軌道(6軌道)上に11機(予備13機)ある通信衛星を利用して、地球上どこからでも携帯通信を行なえるようにした通信システム。日本国内では、日本イリジウム(株)が1998年にサービスを開始、2000年に事業廃止を申請した。それ以降、日本国内ではサービスが行なわれていなかった。米国ではIridium Satellite 社が衛星を取得して2001年からサービスを再開しており、日本国内でも災害時における非常通信手段としてのニーズが高まっていることから、KDDIネットワーク&ソリューションズにより特定無線局の免許申請が行なわれていた。

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