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インテルの新チップセット“i945G Express”と“i955X Express”搭載マザー2製品が展示中!

2005年04月15日 19時27分更新

文● 北村

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 インテルの新チップセット“i945G Express”を搭載した同社製マザー「D945GNT」と“i955X Express”搭載マザー「D955XBK」のサンプルが展示中だ。両チップセットともにインテルからは正式発表されていないもの。

「D955XBK」 「D955XBK」ポップ
“i955X Express”搭載の「D955XBK」「D955XBK」のスペックが記載された店頭ポップ。インテルのハイエンドマザー“Extreme Series”にラインナップされるらしい
「D955XBK」 「D945GNT」ポップ
“i945G Express”搭載の「D945GNT」「D945GNT」のスペックが記載された店頭ポップ。“GMA 950”と呼ばれるチップセット内蔵のVGA機能がオンボードとなっているようだ

 サンプルマザーに付属している仕様書によると、「D955XBK」はデュアルコアCPUに対応し、FSBは1066/800MHz。対応メモリはデュアルチャネルDDR2 667/533(ECC対応)で、最大8GBまで搭載可能。サウスブリッジに“ICH7R”を採用し、RAID 0/1/0+1/5/10に対応する。PCI Express x16×2が用意されているが、SLIには対応していないようだ。VGAカードを2枚差すと1stスロットはPCI Express x16、2ndスロットはPCI Express x4となるようだ。そのほかの拡張スロットは、PCI Expressx1×1、PCI×3、Serial ATA II(3Gb/s)×4、Serial ATA(1.5Gb/s)×4、パラレルATA×1など。インターフェイスは、USB 2.0×8、IEEE1394×5、7.1chサウンド(PC用オーディオ規格“High Definition Audio”に対応)、ギガビットイーサ×1などとなっている。

SATAコントローラ インターフェイス部
Serial ATAのコントローラチップはシリコンイメージ製マザー側面のインターフェイス。光デジタル出力端子などが見える

 一方、「D945GNT」は、同じく付属している仕様書によると「D955XBK」とほぼ同等のスペックとなっており、大きな違いはチップセット内蔵VGA機能“Graphics Media Accelerator 950”がオンボードなことと、LANがギガビットイーサではなく100/10base-Tである点。拡張スロットはPCI Express x16×1、Express x1×2、PCI×4、Serial ATA II(3Gb/s)×4、パラレルATA×2など。
 なお、どちらもATX規格のマザーで、発売日、価格ともに未定。本日午後6時ごろ編集部が確認したところ両製品のサンプルをフェイスが展示していた。また、T-ZONE.PC DIY SHOPとZOA 秋葉原本店は「D955XBK」を明日から展示する予定とのこと。

ICH7R ヒートシンク
サウスブリッジには“SECRET”の文字とともに“NH82801GR”(ICH7R)と表記されている“Preload Wave Solder Heatsink”と呼ばれるMCHを冷却する大型のヒートシンクを搭載している
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