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ソニー、“VAIO”デスクトップパソコンの夏モデル新製品を発表――スタンダードなセパレート型デスクトップに新シリーズ登場!

2005年04月12日 14時59分更新

文● 編集部 小西利明

ソニー(株)は12日、夏モデルとなるVAIOシリーズのデスクトップパソコンの新製品、3シリーズ12機種を発表した。いずれも価格はオープンプライス。夏の新製品で一番のトピックスは、セパレートタイプのデスクトップパソコンに、新シリーズの“type H”が登場した点が挙げられる。その他の機種については、基本性能強化を図ったモデルが主体となっている。なおTV録画・ビデオ編集用途を重視したハイエンドデスクトップパソコン“type R”シリーズは、今回の新製品には含まれていない。おそらくはインテル(株)が今年第2四半期中に予定している、新しい世代のCPUとタイミングを合わせてくるものと予想される。

ダブルチューナーモデルもラインナップされた新スタンダードデスクトップ VAIO type H

VAIO type H『VGC-H70WB7』。意外にもメインストリームのVAIOでは初のダブルチューナーモデルである 15インチXGA液晶ディスプレーが付属する低価格モデル『VGC-H30B5』
VAIO type H『VGC-H70WB7』。意外にもメインストリームのVAIOでは初のダブルチューナーモデルである15インチXGA液晶ディスプレーが付属する低価格モデル『VGC-H30B5』

昨年夏の新製品から、“VAIO第2章”と称して大きくラインナップが変更されたVAIOシリーズの中で、唯一それ以前から継続していたシリーズが、“type HX”と呼ばれたスリムタワー型デスクトップパソコンである。外付けの液晶ディスプレーとセットになったセパレートタイプのtype HXは、機能面では比較的オーソドックスな構成をとっているためいささか地味だが、リーズナブルな価格と過不足のない機能で、特にパソコン初心者を中心に人気のあったシリーズである。新シリーズの“type H”は、type HXの路線を継承しつつ、最新の仕様を取り込んで初心者からベテランまで幅広いニーズに応えるデスクトップパソコンとなっている。

筐体デザインは一新され、発熱量の多い最新CPUにも対応できる新しい冷却設計を採用した。側面や前面には目に付く排気口がなく、スッキリしたデザインとなっている。ホワイトのボディーはコーナーが丸みを帯びた形になっていて、AV機器風のメカニカルなデザインの多い最近のセパレートタイプのデスクトップの中では、ある意味独特で目を引くデザインとなっている。

全機種共通のおもしろい特徴として、非接触型ICカード“FeliCa(フェリカ)”対応のICカードリーダー/ライター“FeliCaポート”を、ボディーの上面に標準で搭載している点が挙げられる。電子マネーカード“Edyカード”やiモードFeliCa対応携帯電話、東日本旅客鉄道(株)の“Suica(スイカ)”などに対応し、Edyカードを使ったネットショッピングや電子マネーのチャージ、Suicaの履歴確認などが行なえる。専用のFeliCaポータルソフト“かざそうFeliCa”やSuicaの履歴閲覧ソフト“SF Card Viewer”といった関連ソフト群も付属するなど、付属ソフト類も充実している。VAIOシリーズのノートパソコンには、FeliCaポートを備える製品が何シリーズか存在するが、デスクトップパソコンで備えるのはtype Hシリーズだけの特徴である。

FeliCaポートにFeliCaをかざすと起動するポータルソフト『かざそうFeliCa』。かざしたカードの種類によって、最適なアプリケーションが選択される
FeliCaポートにFeliCaをかざすと起動するポータルソフト『かざそうFeliCa』。かざしたカードの種類によって、最適なアプリケーションが選択される

type Hは全機種がハードウェアMPEG-2エンコーダー搭載のアナログTVチューナー機能を内蔵するが、中でも『VGC-H70WB7』と『VGC-H50WB7』の2機種には、アナログTVチューナーが2台内蔵されていて、2番組同時の録画が可能となっている。2台のチューナーのうち1台は予約録画専用に位置づけられていて、予約の時間が重複した場合に、予約録画プログラムが自動でもう1台のチューナーに録画を割り当てるという仕組みとなっている。ダブルチューナーを搭載する機種では、内蔵HDDも300GBと大容量となっており(それ以外の機種は250GB)、これらの機種は特にパソコンでTV録画を楽しみたいというユーザーに適した製品となっている。

全機種共通のハードウェア面での特徴としては、まずチップセットに最新のIntel 915GV Expressチップセットを搭載している点が挙げられる。最新のゲームも動作するDirectX 9に対応するグラフィックス機能や、デュアルチャネルメモリー接続に対応しており、春モデルのtype HXシリーズと比べても、基本性能面で大きな向上が期待できる。type Hはほとんどの機種が標準でメモリーを512MB(デュアルチャネル接続)搭載しており、メモリー追加のコストが不要という意味で評価できる。また全機種とも標準で、type HXより高速なDVDスーパーマルチドライブ(2層式DVD+R最大4倍速書き込み、DVD±R最大16倍速書き込み、DVD+RW最大8倍速書き込み、DVD-RW最大6倍速書き込み)、を搭載。DVD作成ソフト『Click to DVD Ver.2.4』などをプレインストールしている。また本体前面にはDVカムコーダーやビデオデッキを手軽に接続できるように、Sビデオ入力端子やコンポジットビデオ入力端子も備わっている。さらに全機種とも『Microsoft Office Personal Edition 2003』がプレインストールされている。

type Hは上位機種に位置する“VGC-H70”シリーズと、より低価格な“VGC-H50”“VGC-H30”シリーズに分かれる。H70シリーズはCPUにPentium 4 550J-3.40GHzを採用し、H50、H30シリーズはCPUにCeleron D 345J-3.06GHzを採用している点が大きな違いだ。最上級に位置するVGC-H70WB7の場合、ダブルTVチューナー搭載、メモリーは標準でDDR2 533メモリーを512MB(デュアルチャネル)、HDDを300GBを備える。またソフトウェアによるTV/DVD表示の高画質化を行なう“Motion Reality LE”も搭載する。付属液晶ディスプレーは17インチSXGA。『VGC-H70B7』はTVチューナーをシングルにした機種で、HDDは250GB、それ以外の仕様はH70WB7と等しい。

ミドルクラスの『VGC-H50WB7、B7』は、前述のとおりCPUにCeleron D 345J-3.06GHzを搭載するほか、標準搭載メモリーはDDR2 400の512MB(デュアルチャネル)、HDDはダブルチューナー搭載のH50WB7が300GB、シングルチューナーのH50B7は250GBとなっている。またH50WB7のみ、Motion Reality LEを搭載している。付属ディスプレーは17インチSXGA。最も安価な『VGC-H30B5』では、CPUやHDDはH50シリーズと同様だが、メモリーが標準でDDR2 400を256MB(シングルチャネル)。付属ディスプレーが15インチXGAという違いがある。

搭載するインターフェース類は全機種共通で、USB 2.0×5(前面2、背面3)、i.LINK(S400、4ピン)×2(前面1、背面1)、10/100BASE-TX、DVI-D出力端子、V.90モデム用モジュラージャックなどを備える。またメモリーカード用スロットとして、PCカード(Type II)、コンパクトフラッシュ Type II、メモリースティックスロット(標準/Duoサイズ、メモリースティックPRO、マジックゲート対応)、SDカード/MMC用スロット、xDピクチャーカード用スロットなどをそれぞれ1つずつ備える。本体サイズは幅180mm×奥行き415mm×高さ330mmで、幅と奥行きがそれぞれtype HXよりも一回り大きくなっている。重量は約8.9kg(スタンド含む)。

type Hシリーズは同社の直販サイト“ソニースタイル”モデルも2機種用意される。基本的に本体のみのモデルで、ディスプレーはなしか、CTOメニューからの選択式となっている。またOffice Personal 2003も付属しない。ダブルチューナーモデルの『VGC-H70WS』は、CPUにPentium 4 520J-2.80GHzを搭載し、DDR2 533メモリー512MB搭載、300GB HDD内蔵など。シングルチューナーモデルの『VGC-H30S』は、CPUにCeleron D 345J-3.06GHz、標準搭載メモリーはDDR2 400の256MB、HDD 250GB内蔵となっている。

予想実売価格はVGC-H70WB7が25万円前後と非常にリーズナブル。またVGC-H50B7が19万円前後、VGC-H30B5が17万円前後。そのほかのスペックや予想実売価格は以下を参照。

VAIO type Hの主なスペック

VGC-H70WB7
Pentium 4 550J-3.40GHz/512MBメモリー/Intel 915GV内蔵グラフィックス/300GB HDD/DVDスーパーマルチドライブ/ダブルアナログTVチューナー搭載/17インチSXGA液晶ディスプレー付属/Windows XP Home Edition SP2/Office Personal Edition 2003付属
25万円前後/5月28日発売予定
VGC-H70B7
Pentium 4 550J-3.40GHz/512MBメモリー/Intel 915GV内蔵グラフィックス/250GB HDD/DVDスーパーマルチドライブ/アナログTVチューナー搭載/17インチSXGA液晶ディスプレー付属/Windows XP Home Edition SP2/Office Personal Edition 2003付属
23万円前後/29日発売予定
VGC-H50WB7
Celeron D 345J-3.06GHz/512MBメモリー/Intel 915GV内蔵グラフィックス/300GB HDD/DVDスーパーマルチドライブ/ダブルアナログTVチューナー搭載/17インチSXGA液晶ディスプレー付属/Windows XP Home Edition SP2/Office Personal Edition 2003付属
21万円前後/5月28日発売予定
VGC-H50B7
Celeron D 345J-3.06GHz/512MBメモリー/Intel 915GV内蔵グラフィックス/250GB HDD/DVDスーパーマルチドライブ/アナログTVチューナー搭載/17インチSXGA液晶ディスプレー付属/Windows XP Home Edition SP2/Office Personal Edition 2003付属
19万円前後/29日発売予定
VGC-H30B5
Celeron D 345J-3.06GHz/256MBメモリー/Intel 915GV内蔵グラフィックス/250GB HDD/DVDスーパーマルチドライブ/アナログTVチューナー搭載/15インチXGA液晶ディスプレー付属/Windows XP Home Edition SP2/Office Personal Edition 2003付属
17万円前後/29日発売予定

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