ソフォス(株)は7日、スパム配信元となっている国のワースト12“スパム送信国ワースト12”を発表した。英ソフォス(Sophos)社の脅威解析センター“SophosLabs”が受信したスパムを分析したもので、それによるとワースト1は前回と同じアメリカで、全スパムの平均35.70%を配信していたという。
“スパム送信国ワースト12”
- アメリカ(35.70%)
- 韓国(24.98%)
- 中国(9.71%、香港を含む)
- フランス(3.19%)
- スペイン(2.74%)
- カナダ(2.68%)
- 日本(2.10%)
- ブラジル(1.95%)
- イギリス(1.57%)
- ドイツ(1.23%)
- オーストラリア(1.22%)
- ポーランド(1.20%)
その他が11.73%。
結果からは、他国と比べて配信数がきわだって多い、アメリカ/韓国/中国のワースト3だけで7割を超えるスパムを送信していることになる。ただし、アメリカから送信されるスパムは他国と比べ、1月から12%減少しており、これは多くのISPがポリシーを策定し、スパマーにネットワークサービスを提供しないようにしているためとしている。