AOpenから導風ダクトを搭載したCPUクーラー2モデルが登場した。70mm角ファンを搭載した「蒼流“Solu”~AC48SH」と92mm角ファンを搭載した「碧流“hekilu”~AC48L」で、両モデルともSocket 478/754/939/940に対応している。
70mm角ファンを搭載した「蒼流“Solu”~AC48SH」(右)と92mm角ファンを搭載した「碧流“hekilu”~AC48L」(左)。どちらの製品もサイズが大きい |
「蒼流“Solu”~AC48SH」は側面に70mm角ファンを搭載しているのが特徴。ヒートシンク部分は、4本のヒートパイプを銅製のフィンに接続。フィンは銅の塊からフィン部分を切り起こした“Skive(スカイブ)”という方式で作成されており、同社によると通常のハンダ付けよりも熱抵抗率が低いという。ショップによると、ファンの軸受けは2ボールベアリングタイプ。ファンに温度センサーが搭載されており、回転数は1800~4800rpmで自動調整されるという。騒音値は最大25dB、最大風量は37.7CFMで、サイズは73(W)×86(D)×83.5(H)mm、重さは680g。価格は、パソコンハウス東映と高速電脳で4480円、俺コンハウスで4500円、スーパーコムで4580円。
70mm角ファンは側面に配置 | 取り付け金具は扱いやすい形状をしている |
フィンは銅の塊からフィン部分を切り起こした“Skive(スカイブ)”という方式で作成されている | ヒートパイプは4本搭載 |
一方「碧流“hekilu”~AC48L」は、サイズが107(W)×107(D)×108(H)mm、重さは972gという巨大モデル。ヒートシンク上の導風ダクト内部には、搭載されている92mm角ファンからの風向を調整するための羽を配置。この羽により、ヒートシンク全体に偏りなくファンからの送風が当たるという。前述の「蒼流“Solu”~AC48SH」と同様、ヒートシンクは“Skive”方式で作成されており、ファンの軸受けは2ボールベアリングタイプ。ファンに温度センサーが搭載されているところも同じで、回転数は1800~3600rpmで自動調整される。騒音値は最大24dB、最大風量は74CFM。価格は高速電脳で4780円、俺コンハウスで4800円、スーパーコムで4880円。
サイズが107(W)×107(D)×108(H)mmという巨大な「碧流“hekilu”~AC48L」 | タバコの箱と大きさを比べてみた。972gと見た目より重量がある |
温度センサーを搭載した92mm角ファンを搭載 | ダクト内部には、風向を調整するための羽が配置されており、ヒートシンク全体にまんべんなくファンの風が当たるようになるという |