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温度でファン回転数が可変する“RADEON X800 XL”カードがカノープスから!

2005年03月31日 23時07分更新

文● 増田

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 カノープスから“RADEON X800 XL”を搭載したPCI Express x16対応ビデオカード「MTVGA X800XL」が登場した。映像出力回路に独自のチューニングを施したほか、温度で回転数が可変するファンを搭載した冷却機構が特徴だ。

パッケージ
同社の人気VGAブランドだった「SPECTRAシリーズ」の技術を惜しみなく投入したという「MTVGA X800XL」
「MTVGA X800XL」
負荷に応じてファンの回転数を自動的にコントロールするという「MTVGA X800XL」。映像出力回路にも独自のチューニングを施したという

 製品パッケージには“冷却ファンについて”という用紙が同梱されており、それによると「コアの温度が54度より下の場合20%で動作(停止する場合もあり)、54度以上60度より下の場合60%で動作、60度以上で100%動作する」としている。負荷に応じてファンの回転数を自動的にコントロールすることで、動画再生などの低負荷時にはファンが止まる寸前まで回転数を落とし、騒音の発生を抑えるようだ。そのファンを搭載した冷却機構はヒートパイプを組み合わせた大型のものとなっている。
 主な仕様はコアクロック400MHz、メモリクロック980MHz。搭載メモリはGDDR3 256MBとなり、インターフェイスはVGA/DVI/TV-OUT(HDTV対応)という構成。その他DVI-VGA変換アダプタ、7ピンミニDIN-コンポーネント変換ケーブル、S-Video/コンポジット2股ケーブルが付属するほか、統合型AVコントロールソフト「FEATHER2005」やDVDオーサリングソフト「nero Vision Express 2」、DVDライティングソフト「nero Recode 2」、ソフトウェアDVDプレーヤ「nero Show Time」など豊富なソフト類が同梱となっているのも魅力だ。価格はOnenessで5万7800円、TSUKUMO eX.で5万8980円(1日から販売予定)、T-ZONE.PC DIY SHOPで5万9800円となっている。

ファンについて インターフェイス
冷却機構はヒートパイプを組み合わせた大型のものインターフェイスはVGA/DVI/TV-OUT(HDTV対応)という構成。統合型AVコントロールソフト「FEATHER2005」など豊富なソフト類が付属するのも大きな特徴だ
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【取材協力】

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