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コニカミノルタフォトイメージング、富士写真フイルム、米イーストマン・コダックの3社が、静止画/動画の記録互換仕様“PASS仕様Ver1.0”を策定

2005年03月16日 00時00分更新

文● 編集部

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コニカミノルタフォトイメージング(株)、富士写真フイルム(株)、米イーストマン・コダック社の3社で構成されるPASSグループは16日、DVD/CDを始めとするコンシューマー向けメディアにおいて、静止画と動画の互換性を保証するための仕様“Picture Archiving and Sharing Standard(PASS) 仕様Ver1.0”を策定したと発表した。

PASSのイメージ
PASSのイメージ

PASSは、銀塩写真がフィルムのブランドに関係なくどこでも現像/プリントできるように、静止画/動画の店頭での受け付けや、家庭での再生/鑑賞の互換性を確保する“Playability”、将来にわたる互換性(論理的)を確保する“Protection”、どこでも簡単にプリントできる“Printability”を実現するための規格。

PASS仕様Ver1.0は、ディスク(PASSディスク)の論理的な仕様、PASSディスクを作成するシステムに必要な仕様(オリジネイティング/オーサリング・システム必要仕様)、PASSディスクの内容を再生するシステムに必要な仕様(レシービング/再生システムの必要仕様)の3つで構成され、詳細を記載したホワイトペーパーとして提供される。

3社は今年後半に、各社の既存のCDサービスにPASS規格を採用して発売する予定。

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