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クオリティ、個人情報探査ソフト『eX PDS』を発売

2005年03月08日 21時30分更新

文● 編集部

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クオリティ(株)は8日、パソコン内に残されている個人情報ファイルを探査して、ファイル名や保存場所などを一覧表示することで、個人情報保護法の施行に対応するソフト『eX PDS(Privacy Document Searcher)』を25日に発売すると発表した。ライセンス形態で販売する。年間使用料金は、100ライセンスで16万3000円、1000ライセンスで113万円。4月30日まで利用できる試用版を11日からウェブサイトで無償提供するという。

『eX PDS』は、住所/電話番号/メールアドレス/氏名などが含まれる“個人情報ファイル”を探査し、ファイル名と保存場所などを収集し、一覧表示する機能を搭載するのが特徴。クライアント管理ソフト“QND/QAW”を中心とする“QND統合漏洩対策”の中で個人情報を“見つける”役割を持つ。個人情報ファイルの判定基準は、社内のポリシーに合わせて設定できる。“QND/QAW”を利用してeX PDSを自動インストールし、自動実行を行なうことも可能。管理端末で“棚卸し支援プログラム”を利用すれば“個人情報調査票”の作成も行なえるとしており、日本ネットワークセキュリティ協会(JNSA)の“個人情報保護法対策セキュリティ実践マニュアル”で推奨している“個人情報調査票”のExcelフォーマットに対応している。最大100シート、最大6万5536行に対応。

図
処理の流れと機能

eX PDSの対応OSは、クライアントがWindows Server 2003、Windows 2000 Professional(SP4)/2000 Server(SP4)/XP Professional(SP2)/NT 4.0 Workstation(SP6)/NT 4.0 Server(SP6)/Me/98 SE。棚卸し管理端末の対応OSは、Windows2000 Professional(SP4)/Windows XP Professional SP2で、対応機種はPentium II-400MHz以上を搭載したPC/AT互換機。対応表計算ソフトはExcel 2000/2002/2003。探査対象ファイルは、PDF、Word/Excelファイル、RTF、一太郎の文書ファイル、lotus 1-2-3の文書ファイル、HTML、テキストファイル。

同社では“QND/QAW”のオプションとして販売し、初年度20万ライセンスの販売と2億円の販売を見込んでいる。

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