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ヒートシンクは“バタフライデザイン”!12cm角ファンを搭載した巨大クーラーが登場

2005年03月08日 22時35分更新

文● 水野

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 12cm角ファンを標準装備する巨大CPUクーラー「Vanessa L-type」のサンプルが入荷した。製造元はTITAN、国内代理店はサイズ。直径25mmという太い銅柱をコアの上に立ててヒートシンクを貫くという構造は最近よく見られるものだが、この銅柱が実は極太のヒートパイプとのこと。

「Vanessa L-type」
TITAN製巨大クーラー「Vanessa L-type」。12cm角ファンを搭載する
銅柱はヒートパイプ
太い銅柱でヒートシンクを貫くというデザインは最近よく見られるもの。ただしこの製品では銅柱はヒートパイプであるという

 また、ヒートシンクのフィンは上から見ると羽根を広げた蝶を模した形状となっている。TITANではこのデザインを“Butterfly design”と称している。さらにフィンのうち直接目に触れる1番上の1枚には、女性キャラクターのイラストが描かれており、イラストを保護するように厚みのある透明のプラスチックで覆われているという手の込みよう。ちなみにTITANのウェブサイトの製品情報のページには、この女性キャラクターの壁紙まで用意されている。
 本体サイズは130(W)×117(D)×150(H)mm、搭載するファンは12cm角25mm厚。3.5インチベイ用とブラケット用、2種類のファンコントローラが付属する。パッケージに貼られたサイズによるラベルによると、回転数は900rpm~1800rpm、騒音値は20~34dB。取り付け金具を換装することにより、LGA775、Socket 478、Socket A/754/939と幅広いCPUに対応が可能。サンプルが入荷したのはTSUKUMO eX.と高速電脳で、いずれも予価は5980円、発売日は3月16日(水)とのこと。

謎の女性キャラ コア接触部
フィンは蝶を模した複雑な形状。さらに謎の女性キャラクターのイラストが極太のヒートパイプの底がそのままコア接触部となる。LGA775、Socket 478、Socket A/754/939対応
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