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再エンコードが速くなるMPEG-1/2出力カード「Ultra Encoder X2000」が登場

2005年03月04日 23時48分更新

文● 美和

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 カノープスからMPEG-1/2出力専用のハードウェアエンコードカード「Ultra Encoder X2000」が登場した。再エンコードを目的とした製品で、CPUに負荷をかけずにMPEG変換が可能になる。

PEG-1/2ファイル出力専用のエンコードカード「Ultra Encoder X2000」

 エンコードチップには同社の「MTV2000」に搭載されていた松下電器産業製を使用。ファイルはNTSCとPAL方式で出力できる。NTSC方式での出力ファイルの解像度/ビットレートは720×480ドット/4~15Mbps、352×480ドット/2~8Mbps、352×240ドット/2~8Mbps、PAL方式での出力ファイルの解像度/ビットレートは720×576ドット/4~15Mbps、352×576ドット/2~8Mbps、352×288ドット/2~8Mbpsとそれぞれ3モードずつとなっており、各モードともエンコード時にCBRとVBRを選択できる。また出力映像ファイルのGOP(Group Of Pictures)構成をユーザーが定義することも可能。オーディオサンプリング周波数は32/44.1/48kHzの3モードから、オーディオビットレートは128/160/192/224/256/320/384Kbpsの7モードから選択できる。
 同社のノンリニアビデオ編集ソフト「超編 Ultra EDIT」や、MPEGカット編集ソフト“MpegCraft”シリーズと連携することが可能なほか、プラグインによりアドビシステムズの動画編集ソフト「Adobe Premiere Pro 1.0/1.5」と連携することもできる。動画フォーマット変換ソフトとして同社の「X-TransCoder4」や、DVD作成ソフト「NeroVision Express」「Nero Record2」「Nero ShowTime」が付属。価格は、ラオックス PC・DO SHOPで2万9800円。

ソフト 対応ソフト
動画フォーマット変換ソフトとして同社の「X-TransCoder4」が付属する対応ソフトは「超編Ultra EDIT」「超編Ultra EDIT with DVStorm」「EDIUS Pro 3」「Mpeg Craft」「Mpeg Craft DVD」「Mpeg Craft 2」「Adobe Premiere Pro 1.0/1.5」となっている
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