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ソニーマーケティング、1TBのHDDを内蔵したネットワークカメラ専用レコーダー『NSR-100』を発表

2005年03月01日 23時42分更新

文● 編集部

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ソニーマーケティング(株)は1日、容量が1TBのHDDを搭載し、最大64台のネットワークカメラの映像を記録できるネットワークカメラ専用レコーダー『NSR-100』と、容量が500GBで最大32台に対応した『NSR-50』の2製品を8月1日に発売すると発表した。価格は、『NSR-100』が126万円、『NSR-50』が89万2500円。

『NSR-100』
『NSR-100』

『NSR-100』は、映像コミュニケーションをサポートするIP接続対応の業務用製品群“IPELA(イペラ)”シリーズの新製品。ネットワーク経由で最大64台のカメラからの映像を入力し、内蔵したHDDに記録できるのが特徴。記録形式はMotion JPEGまたはMPEG-4に対応。同社のネットワークカメラ『SNC-P5』(3月1日発売、価格は9万2400円)など、パン(左右)/チルト(上下)/ズーム(拡大)の操作に対応したカメラを制御することも可能で、ネットワークカメラとの音声双方向通信にも対応している。

操作はキーボード/マウスで行なうほか、オプションのリモートコントロールユニット『RM-NS10』を利用し、ジョイスティックとボタンだけでも行なえる。画面レイアウトは1画面1映像から最大8×8(64画面)に対応。カメラ名/日時/動体検知/センサーアラームなどをキーにした検索も可能。映像の特定部分を覆い隠すダイナミックマスキング機能を標準搭載しており、マスキングエリアはパン/チルト/ズームに追従するようになっている。

記録レートはVGA、JPEG、毎秒240フレーム(カメラ16台の場合の最大値)。データ記録容量は最大約970GBで、16台のカメラ映像を毎秒1フレーム(VGA、JPEG:1フレームあたり約31KB、1日15時間記録の場合)なら約1ヵ月ぶん記録できるという。ハードウェアRAID 0/1/5に対応しているほか、NFS v3にも対応しており、ネットワークストレージ(NAS)に映像を記録することも可能。内蔵するDVD±R/±RWドライブを利用して、データを書き出すこともできる。

インターフェースは、モニター出力(最大解像度1600×1280ドット)×2、映像出力×2、マイク入力×2、音声出力×2、ネットワークインターフェース(Ethernet)×3、USB×4、RS-232C(UPS接続用)、センサー入力、アラーム出力を装備する。本体サイズは幅430×奥行き417×高さ87mm、重量は約14kg。

『NSR-50』はHDD容量を半分の500GBとしたモデル。接続できるカメラも最大32台。記録レートは毎秒120フレーム、RAIDはソフトウェア対応となる。インターフェースや本体サイズは同じで、重量は約12kg。

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