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松下電器産業、堅牢ノートパソコン“TOUGHBOOK”の新製品を発売

2005年02月24日 19時42分更新

文● 編集部

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松下電器産業(株)は24日、堅牢ノートパソコン“TOUGHBOOK(タフブック)”の新製品として、13.3インチ液晶ディスプレーを搭載した“29シリーズ”『CF-29』と、ディスプレー部が180度回転する“18シリーズ”『CF-18』の2モデルを3月7日に発売すると発表した。価格はオープン。企業/法人向けの製品として販売するが、個人でも松下ネットワークマーケティング(株)のオンラインショッピングサイト“マイレッツ倶楽部”で購入可能。

『CF-29JC1AXS』
『CF-29JC1AXS』

“29シリーズ”『CF-29JC1AXS』は、本体キャビネットの主要部分にマグネシウム合金を採用し、特殊緩衝材で保護したHDDをメタルケースに封入することで、高さ90cmからの落下耐衝撃性能(MIL-STD-810F 516.5準拠)を持たせ、継ぎ目のないシリコンラバーのシーリングでボディー接合部をカバーし、端子には金属ドアやラバーシールを付けることで防塵/防滴性能(IEC 529 IP54準拠)を持たせた、振動/水/埃に強い頑丈設計が特徴のノートパソコン。キーボードも接点部に水が入らない防滴キーボードを採用したという。ディスプレーにはAR(Anti-Reflection)処理を施したタッチパネル機能付きの13.3インチXGA液晶パネル(輝度は340cd/m2)を搭載し、DVD-ROM&CD-R/RWコンボドライブや拡張バッテリーパックなどに換装できるマルチメディアポケット(標準ではFDDを装備)が用意されている。

CPUは低電圧版Pentium M 738-1.40GHz、チップセットはグラフィックス機能を統合した855GMEを採用し、メモリーは標準で256MB(PC2700準拠、DDR SDRAM)、HDDは40GBを搭載する。インターフェースは、10/100BASE-TX、USB 2.0×2、V.90準拠56kbpsモデム、アナログRGB出力、シリアル、パラレルなどを装備する。拡張スロットはPCカード(Type II×2またはType III×1)を搭載する。キーボードはOADG準拠の88キーで、ポインティングデバイスはフラットパッド(感圧式)と、抵抗膜方式タッチパネル(保護フィルム付き)を利用する。

本体サイズは幅302×奥行き273×高さ63.5mm、重量は約3.6kg。電源はリチウムイオンバッテリー(11.1V、6.6Ah)を利用し、標準で8時間、拡張バッテリーを併用すれば約13.5時間の駆動が可能(JEITA測定法1.0)。OSはWindows XP SP2をプレインストールし、Panasonic手書きやHDDバックアップユーティリティー、フォントサイズ拡大ユーティリティーなどが付属する。

海水のしぶきや潮風に強い耐塩害仕様モデル『CF-29JC1AXS』も用意する(4月7日発売)。

『CF-18GC1AXS』
『CF-18GC1AXS』

“18シリーズ”『CF-18GC1AXS』は、超低電圧版Pentium M 733-1.10GHz、855GMチップセット、256MBのメモリー(PC2100準拠DDR SDRAM)、40GBのHDDを内蔵し、180度回転する10.4インチタッチパネル付きXGA液晶パネルを搭載したことで、ペンPCのスタイルで操作できるのが特徴。インターフェースは、10/100BASE-TX、USB 2.0×2、V.90準拠56kbpsモデム、アナログRGB出力、シリアルを装備する。拡張スロットはPCカード(Type II×2またはType III×1)を搭載する。キーボードはOADG準拠の82キーで、ポインティングデバイスはフラットパッド(感圧式)と、抵抗膜方式タッチパネル(保護フィルム付き)。

本体サイズは幅271×奥行き216×高さ49mm、重量は約2.1kg。電源はリチウムイオンバッテリー(7.4V、7.05Ah)を利用し、標準で8時間の駆動が可能(JEITA測定法1.0)。OSはWindows XP SP2をプレインストールし、Panasonic手書きやHDDバックアップユーティリティーなどのほか、画面回転ツールなどが付属する。

IEEE 802.11b/g準拠の無線LAN機能を搭載した『CF-18FW1AXS』もラインアップする。

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