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日本HP、ストレージシステムのコスト削減を図るという“階層化ストレージ管理ソフトウェア”とアナリシスサービスなどを発表

2005年02月22日 20時25分更新

文● 編集部 佐久間康仁

ILMを実現するストレージ関連製品群の記者説明会

日本ヒューレット・パッカード(株)(日本HP)は22日、東京・赤坂のキャピトル 東急ホテルで開催されているストレージ製品の専門カンファレンス“StrageWorks Conference 2005”(主催・日本HP)に関連して、同会場にプレス関係者を集め、ILM(Information Lifecycle Management、情報ライフサイクル管理)を実現するストレージ関連製品群を発表した。今回発表された主な製品は以下のとおり。

『HP StorageWorks File System Extender(FSE) 3.1』
階層化ストレージ管理ソフトウェア(HSM、Hierarchal Storage Management)
3月下旬出荷開始予定/403万4100円から
『HP StrageWorks Reference Information Strage System(RISS)(※1) 1.7TBベースユニット』
HP StrageWorks Gridアーキテクチャーに対応したリファレンス情報管理ソリューションのミッドレンジモデル
3月下旬出荷開始予定/1995万円から
『HP StorageWorks SAN Switch 4/32』
最高通信速度4GbpsのFibre Channelに対応した1Uラックサイズ/32ポートの高速SAN(Storage Area Network)構築用ネットワークスイッチ
3月下旬出荷開始予定/273万円から
“ILMアナリシスサービス”
ILM構築におけるポリシー設定を支援する、既存ストレージの調査・構築助言サービス
3月下旬提供開始予定/20万円程度から

※1 RISS 社内外でやり取りするメールを、本文/添付ファイルともに管理・検索するシステム

エンタープライズストレージ・サーバ統括本部ストレージワークス製品本部 本部長の渡辺浩二氏 エンタープライズストレージ・サーバ統括本部ストレージワークス製品本部の大内 剛氏
エンタープライズストレージ・サーバ統括本部ストレージワークス製品本部 本部長の渡辺浩二氏エンタープライズストレージ・サーバ統括本部ストレージワークス製品本部の大内 剛氏

発表会にはエンタープライズストレージ・サーバ統括本部ストレージワークス製品本部 本部長の渡辺浩二氏、同ストレージワークス製品本部の大内 剛氏らが出席し、同社のストレージ製品やILMへの取り組みや導入のメリット、新製品/サービスの詳細を説明した。

2005年の重点施策として、仮想化したディスクアレイを用いたILMの実現を挙げている
2005年の重点施策として、仮想化したディスクアレイを用いたILMの実現を挙げている

最初に渡辺氏が、今年1月の戦略説明会の資料を振り返りつつ、「2005年の重点施策の一環として、ストレージ製品においても、物理ディスクに依存しない仮想化技術を実装し、情報ライフサイクル管理を効率的に実現していく」と、HP StorageWorksの製品戦略を改めて強調した。

仮想化によるILMでの具体的なメリットは、高速アクセスが可能な“高価なストレージ製品”と、比較的低速な分、管理コストも安価に抑えられるストレージ製品を統合管理できること。ILMは、作成直後の“更新”や“参照”が頻繁に行なわれるファイルは高速なストレージに、その後の参照のみ行なわれる時期には低速ストレージに、さらにほとんど参照されない状態になれば書庫化(アーカイブ)し、長期保存のためにテープライブラリーなどに書き出すことで、ストレージ全体の管理コストを引き下げて費用対効果を高める手法。これを仮想化したストレージで構築すれば、ILMのサイクルを管理者が専門的な知識や煩雑な管理手順なしに実現でき、ユーザーからはひとつのボリュームに対してアクセスするだけで、必要なファイルにすばやく参照・更新できるという。



ILMアナリシスサービスの概要 アナリシスサービスでストレージの利用状況を可視化・分析する様子
ILMアナリシスサービスの概要アナリシスサービスでストレージの利用状況を可視化・分析する様子(サンプル)

ただし、ILMのポリシー設計にはストレージ内のファイル数やファイル容量、更新頻度などを集計・分析する必要があり、ノウハウを持たないシステム管理者には難しい。そのため同社ではILM構築のアドバイザリーサービスとして“ILMアナリシスサービス”を提供する。これは、独自開発の解析ツール(Windows向け)を顧客のストレージシステムにインストールして、環境に合わせたポリシー設定を試案・助言してくれる。同社は、「20万円という金額は顧客のストレージ環境などによっても変わるが、このサービスだけで儲けるつもりではない(最終的にはILMの構築が目的な)ので、思い切った低価格で提供する」と狙いを語った。

今回発表された製品群の位置づけ
今回発表された製品群の位置づけ

今回発表されたFSEは、ILM構築のうち、物理ストレージ上の“データ配置”、ポリシーに基づく“データ移動”、継続的なデータ利用のためのインデックス作成や正規化といった“検索機能”や“アーカイブ管理”などを自動化するもの。頻繁にアクセスする高速ストレージにFSEクライアント、参照頻度の低い通常のストレージ側にFSEサーバーを導入する“分散構成”のほか、1台のサーバーに高速アクセスストレージとアーカイブ用ストレージを構築する“統合構成”も可能。



ILMの概要 FSEが実現するILM機能
ILMの概要FSEが実現するILM機能。黄色で示したものをFSEが提供するという

サポートするサーバーOSはWindows 2000 Server(FSEクライアントのみ)およびWindows Server 2003/SUSE Linux/Red Hat Linux(FSEサーバー/クライアント)。今年後半には、HP-UX 11i v2をサポートするFSE 4.0をリリース予定。

FSEの基本動作の概要
FSEの基本動作の概要

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