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シスコシステムズ、日本に研究開発センターを開設

2005年02月17日 22時10分更新

文● 編集部

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シスコシステムズ(株)は17日、国内向けサービスを拡充する目的で“研究開発センター(Japan Development Centre:JDC)”を東京都新宿区西新宿2-1-1 新宿三井ビル内に開設したと発表した。

研究開発センターでは、全国的な高速ブロードバンドネットワークを持つ日本の専門知識や技術を生かし、世界中の市場で適用できる次世代インターネット技術全般に関する研究開発を行なうとしており、ルーティングテクノロジー中心に、IPv6、マルチキャスト、モバイルIPなどの最先端技術の研究開発に取り組むほか、既存のセキュリティー技術や、サービス品質(QoS技術)などの改良も行なう。

併せて、東京大学大学院 情報理工学系研究科の江崎浩助教授を中心としたアドバイザリーボードを設置し、産官学との連携を図りながら、市場のニーズに合った技術や製品、ソリューションの研究開発を行なうとしている。

研究センター長は、米シスコシステムズ(Cisco Systems)社のIPコアテクノロジーグループ副社長であるジョン・ハーパー(John Harper)氏が兼任し、研究開発センターは同グループ直属となる。当初10人のエンジニアを雇用する予定。

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