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KDDI、au携帯電話向けゲーム専用ポータルサービス“EZ Game Street!”を発表――キャラ&サウンドでゲームをリコメンド

2005年02月09日 22時18分更新

文● 編集部 伊藤咲子

KDDI(株)/沖縄セルラー電話(株)は9日、“au”ブランドの携帯電話に向けたゲーム専用ポータブルサービス“EZ Game Street!”を発表した。これは、第3世代携帯電話サービス“CDMA 1X WIN”対応機種向けのサービスで、EZ Game Street専用のEZアプリ(BREW)を使い、EZwebの公式コンテンツとして配信されている43社350以上のゲームタイトルを対象にタイトル/メーカー名/ジャンルなどで検索できるもの。EZ Game Street!の企画、専用EZアプリの開発などには(株)スクウェア・エニックスが協力している。サービス開始は10日で、サービス料金は無料(パケット通信費は別途負担)。

ゲームのキャラクターやコンパニオンに囲まれているのは、KDDI 執行役員コンテンツ・メディア本部長の高橋 誠氏
ゲームのキャラクターやコンパニオンに囲まれているのは、KDDI 執行役員コンテンツ・メディア本部長の高橋 誠氏

記者発表会では、KDDI 執行役員コンテンツ・メディア本部長の高橋 誠氏が登壇。EZweb通信網で配信中のマルチメディアコンテンツ市場(ゲーム/音楽分野)において、ゲーム分野は2004年1月以来緩やかに右肩上がりで伸び、現在では同市場全体の売上の15%を占めていると説明した。同社は音楽/ゲーム分野を携帯電話のエンターテインメント系サービスの核として重視しており、『iPod』『プレイステーション・ポータブル』『ニンテンドーDS』といった音楽/ゲームの専用小型端末が注目を集めている市場の状況や、「(CDMA 1X WIN対応携帯電話の特色である)高速化、定額制、手軽さを武器に」(高橋氏)、さらなる利用拡大を狙っている。

高橋氏のプレゼンテーションより1 高橋氏のプレゼンテーションより2
ゲーム分野は2004年1月以来、緩やかに右肩上がりで伸び、現在ではEZweb通信網で配信中のマルチメディアコンテンツ市場全体の売上の15%を占めているポータブル端末によるマーケットの拡大
高橋氏のプレゼンテーションより3 高橋氏のプレゼンテーションより4
ゲームを買うこと自体にゲーム性を持たせたいというEZ Game Street!の企画コンセプトは、“手のひらにゲームモール”

音楽分野では今月8日に音楽配信サービス“着うたフル”の総ダウンロード数が200万曲を記録したが、ゲーム分野ではEZ Game Street!の導入によって、ユーザーの既存ゲームへのアプローチを増やしたいと考えている。EZ Game Street!の企画コンセプトは、“手のひらにゲームモール”。ユーザーがEZ Game Street!を使ってゲームを検索する過程で、ビジュアルやサウンドの演出を加え、将来的には、EZ Game Street!上でユーザー間の情報交換も可能にしたいのだという。ゲーム開発メーカーとしてコンセプトワークから参画したという(株)スクウェア・エニックスの代表取締役社長 和田洋一氏によれば、「ゲームを選ぶこと自体の楽しさ」に注目し、約半年の間、「オンラインゲームの“ロビー”のようなサービスはできないか」などと、EZ Game Street!のサービス開始時に搭載できなかった機能も含め、議論を重ねてきたとした。

サイト横断的な複数の検索機能を搭載

スクウェア・エニックス代表取締役社長の和田洋一氏
スクウェア・エニックス代表取締役社長の和田洋一氏

和田氏は、文字情報を使った従来の検索(後述)を図書館とし、文字情報に加えてビジュアルやサウンドの演出を用いたEZ Game Street!を遊園地に例えた。

従来EZwebでは、ゲームを検索する方法として、EZwebのメニューリストをたどってウェブサイトのインデックスから探すか、KDDIが配布するEZアプリ『EZアプリカタログ』を使ってキーワード検索(タイトル名またはサイト名の完全一致検索)をするか――の2通りを用意していた。前者の場合は、利用したいゲームの配信サイトが分からないと探すことは困難で、後者の場合は、正しいキーワードを知らない/入力できないと検索できなかった。

EZ Game Street!では、“新着/ジャンル/タイトル/メーカー/オススメ/おまかせ”といった6通りの検索方法を用意し、ユーザーはサイト横断的にゲームタイトルを検索することが可能。タイトル検索はひらがな2文字による前方一致検索、その他はインデックスによる検索なのだが、検索結果にはゲームキャラクターの動きのあるアイコンが表示されたり、一言コメントがポップアップで表示されたりする演出がなされている。キャラクターのアイコンは、ユーザーがゲームタイトルやメーカー名を覚えていなくても、目的のゲームにたどり着きやすくなる効果を持ち合わせている。



タイトル検索1 タイトル検索2
EZ Game Street!の画面例。検索方法は6とおり。ちなみにオススメ検索ではKDDIがその時々で推薦するゲームが(更新は不定期)、おまかせ検索ではシステム側でランダムに抽出したゲームが表示されるタイトル検索を選んだとする
タイトル検索3 タイトル検索4
「どら」で検索7本のゲームが該当した
タイトル検索5 タイトル検索6
7本のうちの1本『ドラゴンの食卓』7本のうちの1本『ドラゴンクエスト』
タイトル検索
ジャンル検索1 ジャンル検索2
ジャンル検索でロールプレイングを選んだとする32本のゲームが見つかった
ジャンル検索3 ジャンル検索4
1画面に表示できるアイコンの数は最大9つ。それ以上の場合は、人気が高いものから順番に表示されるドラゴンクエストを選択すると、ドラゴンクエストの配信サイトにジャンプする
ジャンル検索

EZ Game Street!の検索対象となるゲームは、当初43社350以上のタイトルだが、これ以外にもBREWのEZアプリを配信するプロバイダーが参画を希望すれば、自社のコンテンツを加えることが可能。ただし、検索結果に複数のゲームタイトルが該当した場合には、人気順(ダウンロード順)で表示される。

(株)エンターブレイン 代表取締役社長の浜村弘一氏
記者発表会には、“応援団”として、(株)エンターブレイン 代表取締役社長の浜村弘一氏が登場し、国内のオンラインゲーム市場は、コンシューマー機でも、携帯ゲーム機でも、パソコンからでもなく、そもそも通信目的に開発された携帯電話が支えるのではないかと自論を述べた

EZ Game Street!の今後のバージョンアップの計画としてKDDIの高橋氏は、最新ゲーム情報を提供できるメニューや、ユーザーがゲーム情報を交換できるメニュー、欲しいソフトがEZweb経由で購入できるメニューなどを考えているとした(いずれも詳細/時期未定)。なお、EZ Game Street!の導入による売上増の見込みなどは公表されず、今後、定額制のさらなる普及でゲームの中にネットワークを使った遊びの要素が増え、それと同時にEZ Game Street!よってユーザーのゲームへのアプローチが増え、「たくさんのトラフィックを生み出して、売上に寄与していただければ」(高橋氏)とだけ述べた。なお、「これから広がる世界は、いろいろご想像いただけると思うので」(高橋氏)とし、他のマルチメディアコンテンツ分野で同様/類似の演出手法を用いたポータルサービスを立ち上げる可能性についても言及した。



ゲームキャラの着ぐるみが集結!

記者発表会では、ゲーム業界の総合展示会の“ゲームショウ”よろしく、コンパニオンやゲームキャラクターの着ぐるみが多数登場した。次ページでは、それらの写真を紹介する。

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