低消費電力、それでいて高性能ということで、本来の用途であるノートPCのみならず自作用としても注目を集めているPentium M。FSBをこれまでの400MHzから533MHzへと引き上げた最新モデル、Pentium M-770~730が発売となったのは先月のこと。だが、現状でFSB533MHzに対応しているマザーボードは1世代前の“i852GME”チップセットを搭載したDFI製「852GME-MGF」のみ。本来対を成すはずの“i915GM”チップセットは、マザーボードという形では未登場となっている。
そこで今回編集部では、ひと足早くAOpen製“i915GM”搭載マザーボード「i915GMm-HFS」を入手、性能テストを行なっている。結果は上々、速度ではPentium 4を上回るまでには至らなかったものの、条件によっては拮抗。そのうえ持ち前の手消費電力の少なさは健在だった。なお、「i915GMm-HFS」は3月上旬発売予定。もう少しの辛抱だ。
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俺コンハウスで展示されているAOpen製“i915GM”搭載マザーボード「i915GMm-HFS」。発売は3月上旬予定 |
TVキャプチャで手当たり次第にどんどん録画、“ため録り”して後でゆっくり観賞……という生活になると、問題になるのがHDDの容量。MPEG-2では容量があってもあっても足りないということで、大容量HDD、さらには手軽に増設できる大容量外付けHDDの需要が高まっている。
そしてもう1つの解決方法が、DivXをはじめとする低容量で済むフォーマットに変換すること。いったんキャプチャしてから再エンコード、となると手間も時間もかかってしまうのが難点だが、最初からDivX形式で保存できるTVキャプチャ機器が登場しており、注目を集めている。光学ドライブでお馴染みのプレクスターがDivXエンコーダを搭載した「PX-TV402U/JP」を昨年発売し話題を呼んだが、先週はELSA製「EX-VISION 1700TV USB」が登場。いずれの製品も価格は比較的手ごろで、2万円を切るのが嬉しいところだ。
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DivXへのリアルタイムエンコードが可能なTVチューナ/キャプチャユニット「EX-VISION 1700TV USB」 |