今週2日から販売の始まっているAMDの低電力CPU「Geode NX 1750@14W」。先週末にお伝えした、Tyan製デュアルSocket AマザーボードとCPUのセット販売が今日からUSER'S SIDE本店で始まっている。
Tyan製デュアルSocket Aマザーボードと「Geode NX 1750@14W」のセットが発売。CPUはすでにソケットに装着した状態で販売される |
Tyanジャパンが独自に改造したというマザーボード「Tiger MPX for Geode NX Special Edition」 |
この製品は、Tyanジャパンが独自に改造したというマザーボード「Tiger MPX for Geode NX Special Edition」と「Geode NX 1750@14W」2個をセットにしたもの。同マザーは“AMD 760MPX”チップセット搭載のTyan製デュアルSocket Aマザー「Tiger MPX」をベースとしたもので、基板の所々に改造の後が確認できる。とはいえ、Tyanジャパンの保証はもちろん受けられる製品だ。
2個の「Geode NX 1750@14W」は、すでにCPUソケットに装着した状態で販売。PCIスロットに貼られた“USER'S SIDE”のロゴシールが示すように、保証はあくまで購入時に付いてきた「Geode NX 1750@14W」での動作のみを対象としているとのこと。未だ未発売の下位モデル「Geode NX 1500@6W」や「Geode NX 1250@6W」、さらには「Geode NX 1750@14W」でも他店で販売されているものを使った動作は保証外となるので注意が必要だ。なお、CPUはデモ機と同じく本来1.4GHzとなる動作クロックが1GHz(CPU電圧1.2V)で動作する。
価格は5万7540円となっているが、すでに初回分は予約で完売。次回入荷は未定だが、同店では「随時入荷する」とのこと。確実に入手したいのであれば、予約を入れておくのが懸命だ。