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AMDの低電力CPU「Geode NX 1750@14W」のバルク版が販売開始に!

2005年02月02日 19時14分更新

文● 増田

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 年明け早々にサンプル品が登場し、にわかに注目を集めているAMDの低電力CPU“Geode NX”の販売がついに始まった。入荷したのは、動作クロック1.4GHzの最上位モデル「Geode NX 1750@14W」のバルク版だ。消費電力(TDP)は平均14W(最大25W)。

OPN
ついに販売の始まった“Geode NX”。OPNは“ANXS1750FXC3S”となっている
「Geode NX 1750@14W」
「Geode NX 1750@14W」。“Thoroughbred”をベースとしたモバイルAthlon XP-Mというだけあり、外観はAthlon XPとそっくり

 先日こちらでも紹介したとおり、“Geode NX”はAMDによると“第7世代Athlonコア“Thoroughbred”をベースとしたモバイルAthlon XP-M”とのこと。パッケージデザインもAthlon XPと同様の462ピン(Socket A)のOPGAを採用し、パワーマネジメント機能である“AMD PowerNow!テクノロジ”や、3Dグラフィックスやマルチメディア向け拡張命令である“3DNow! Professionalテクノロジ”を搭載している。製造プロセスは0.13μm、1次キャッシュが128KB、2次キャッシュが256KBで、FSBは266MHzとなる。
 今回登場した「Geode NX 1750@14W」は、消費電力(TDP)は平均14W(最大25W)。このほか「Geode NX 1500@6W(1GHz)」と「Geode NX 1250@6W(667MHz)」がラインナップされている。ただしSocket A対応CPUとはいえ、現状では対応マザーなど動作条件に不明な点も多い。使用にはそれなりのハードルがありそうなので、注意したほうがよいだろう。価格は高速電脳で6780円、アークで7480円となっている。

裏面 ポップ
一応、462ピン(Socket A)対応CPUとはいえ、マザーボードの対応状況は不明。低電力CPUとなるだけに、電源周りが問題となりそうだ入荷されたのは並行輸入のバルク版。正規代理店経由の製品が出回るかは今のところ不明だ
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