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エプソンダイレクト、TVパソコン“EDiCube MR/F”の『iTunes』搭載モデルを発売――専用オプションに『iPod』

2005年02月01日 17時38分更新

文● 編集部

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エプソンダイレクト(株)は1日、TVチューナーを搭載したデスクトップパソコン“EDiCube MR”とノートパソコン“EDiCube F”の新製品として、アップルコンピュータ(株)のジュークボックスソフト『iTunes』をプレインストールした『EDiCube MR1350』『EDiCube F735』など5モデルを発売すると発表した。B.T.O.に対応しており、価格は7万8750円から。

“EDiCube MR”
“EDiCube MR”

“EDiCube MR”の新モデルは、2004年10月に発表した『EDiCube MR1300/MR1500/MR1000』の後継機種で、全モデルに『iTunes』をプレインストールし、専用オプションとしてデジタルオーディオプレーヤー『iPod(20GB)』や『iPod mini』(全5色)を選択できるのが特徴。ハードウェアMPEG-2エンコーダー付きシングルTVチューナーを搭載する『EDiCube MR1350』とダブルTVチューナーを搭載し2番組同時録画が行なえる『EDiCube MR1550』、TV機能を搭載しないベーシックモデル『EDiCube MR1050』をラインアップする。

『EDiCube MR1350』は、チップセットにグラフィックス機能を統合したインテル915G Expressを採用し、CPUをHTテクノロジPentium 4 530J/540J/560JまたはCeleron D 335Jから選択できる。メインメモリーは512MB~3072MB(PC3200準拠デュアルチャネルDDR SDRAM)、HDDは160GB/250GB(シリアルATA)から最大2基選択できる。光ディスクドライブは、DVD+R DL書き込み4倍速対応のDVD±R/±RWドライブ(DVD±R書き込み16倍速/DVD+RW書き換え8倍速/DVD-RW書き換え4倍速/DVD-ROM読み出し16倍速/CD-R書き込み40倍速/CD-RW書き換え40倍速)またはDVD+R DL書き込み4倍速/DVD-RAM書き換え5倍速のスーパーマルチドライブを選択できる。
インターフェースはUSB 2.0×6(前面2、背面4)、IEEE 1394×2(6ピン、4ピン)、光デジタルオーディオ出力(S/PDIF)、10/100BASE-TX、S-Video入力、シリアル、パラレル、PS/2×2などを装備する。4種類のメモリーカード(CF/SDメモリーカード/MMC/メモリースティック/スマートメディア)に対応した“4 in 1スロット”も搭載。拡張スロットはPCI Express x16、PCI Express、PCI×2(空き1)を装備する。本体サイズは幅95×奥行き398×高さ357mm、重量は約8.8kg(最小構成時)。電源は275Wで、消費電力は最大393W(スタンバイ時3.6W)。OSはWindows XP Home Edition/Professional SP2。PS/2キーボード/ホイール付きオプティカルマウスまたはコードレスコンパクトキーボード/ホイール付きオプティカルマウスが付属する。アプリケーションとして、TV統合アプリケーションソフト『FINESTATION』、ライティングソフト『B's Recorder GOLD PE』、ビデオ編集ソフト『Symphomovie』、ホームネットワークソフト『DiXiM』などが付属する。価格は、Celeron D 335J、512MBメモリー、160GBのHDD、TVチューナーカード、DVD±R/±RWドライブ、Windows XP Home Edition SP2の構成で9万7650円。19インチ液晶ディスプレー『LD1951B』とのセットは14万7840円。

『EDiCube MR1550』は、HTテクノロジPentium 4 530J/540J/560JとTVチューナーカードを2枚搭載した上位モデル。価格は、HTテクノロジPentium 4 530J-3EGHz、512MBメモリー、160GBのHDD、TVチューナーカード、DVD±R/±RWドライブ、Windows XP Home Edition SP2の構成で12万2850円。『LD1951B』とのセットは17万3040円。

『EDiCube MR1050』はTVチューナーを搭載しないエントリーモデル。CPUは『EDiCube MR1350』と同じで、メモリーは256MBからとなる。『FINESTATION』と『DiXiM』は搭載していない。価格は、Celeron D 335J、256MBのメモリー、160GBのHDD、Windows XP Home Edition SP2の構成で7万8750円。

“EDiCube F”
“EDiCube F”

“EDiCube F”の新モデルは、2004年10月に発表したTV機能搭載ノートパソコン『EDiCube F730/F750』の後継機種で、デスクトップ型同様、全モデルに『iTunes』をプレインストールし、専用オプションとしてデジタルオーディオプレーヤー『iPod(20GB)』や『iPod mini』(全5色)を選択できる。15インチXGA液晶ディスプレーを搭載した『EDiCube F735』と、15インチSXGA+液晶ディスプレーを搭載した『EDiCube F755』の2モデルをラインアップする。

CPUはモバイルSempron 2800+またはモバイルAthlon 64 3000+/3200+/3400+、チップセットは米エヌビディア社のnForce3 Go 150、グラフィックスコントローラーはカナダATIテクノロジーズ社のMOBILITY RADEON 9200(32MB)/9700(64MB/128MB)、メモリーは256MB~2048MB、HDDは40GB~80GB(Ulra ATA/100、毎分5400回転)を搭載する。光ドライブはCD-R/RW&DVD-ROMコンボドライブからスリムタイプのスーパーマルチドライブまで選択可能。液晶ディスプレーはF735が15インチXGA(1024×768ドット)、F755が15インチSXGA+(1400×1050ドット)のグレアタイプの“あざやか液晶”パネルを搭載する。TV機能としてPCカードタイプのハードウェアMPEG-2エンコーダー付きTVチューナーが付属し、『FINESTATION』がプレインストールされる。

インターフェースは、USB 2.0×5、10/100/1000BASE-T、IEEE 1394(4ピン)、56kbpsモデム、TV出力(S-Video)、パラレルなどを装備し、拡張スロットはTVチューナーカードで利用するPCカードスロット(Type II、CardBus対応)と、メモリーカード用の“3in1スロット”(SDメモリーカード/MMC/メモリースティック(PRO)対応)を搭載する。電源はリチウムイオンバッテリーで、約2時間の駆動が可能(JEITA測定法1.0)。本体サイズは幅328×奥行き270×高さ42mm(最薄部27mm)、重量は約3.4kg。OSはWindows XP Home Edition/Professional SP2。アプリケーションとして『Symphomovie』と『DiXiM』がプレインストールされる。

ミントブルー リーフグリーン ティーブラウン
ミントブルーリーフグリーンティーブラウン
カラーバリエーション

価格は、EDiCube F735が13万9440円から、EDiCube F755が14万9940円から。3月28日までの期間限定で、『F755』のビデオメモリーに128MBを選択した場合、本体のホワイト(標準色)の部分を“ミントブルー/リーフグリーン/ティーブラウン”のいずれかに無償で変更できるという。

併せて、MR1350/MR1550と同時にシャープ(株)製の大画面液晶TVを購入すればiPod miniをプレゼントするキャンペーンなどを28日まで実施する。

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