このページの本文へ

「Geode NX 1750@14W」とTyan純正改造マザーでデュアル“Geode NX”をデモ中!

2005年01月29日 22時32分更新

文● 増田

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

 先日、サンプル版がお目見えしたAMDの低電力CPU「Geode NX 1750@14W」。同CPUとTYAN製Athlon MP対応デュアルSocket Aマザーを使った動作デモが、USER'S SIDE本店で行われている。

デモ機
「Geode NX 1750@14W」のデュアルPCという、ユニークなデモ機。もしかしたらファンレスでの動作も可能かもとのこと
スペック表
スペック表。デュアルPCながら、搭載電源は220W

 このデモ機は、マザーボードに“AMD 760MPX”チップセット搭載のTyan製デュアルSocket Aマザー「Tiger MPX 改(S2466N-4M)」に「Geode NX 1750@14W」を2つ搭載したもの。「Tiger MPX」といえばAthlon MPをデュアルで使用するユーザーの間で人気となった製品だが、今回の「Tiger MPX 改」は低電力の「Geode NX 1750@14W」でも動作するようTYAN ジャパンが改造したものだという。それにより、デモ機に搭載されている2つの「Geode NX 1750@14W」は、本来1.4GHzとなる動作クロックが1GHzで動作しているようだ。
 また、3.5インチHDDや光学ドライブなどを搭載しながらも、搭載電源が220Wという点も注目。1GHzとはいえデュアル構成のPCということを考えると、“Geode NX”のウリである低消費電力という長所は存分に発揮されているといえそうだ。すでに予約も受け付けているが、基本的にCPUとマザーボードのセット購入が条件となる。セット価格は未定だが、マザーボード単体の参考価格は5万190円。さらに「質問や疑問にも、できる限りお答えします」とのことなので、興味のある人はスタッフまで声をかけてみるとよいだろう。

Athlon XP-M Geode NX 1750@14W
昨年12月に日本エイ・エム・ディが行った説明会では「“Geode NX”は、モバイルAthlon XP-Mである」ということだったが、PC側の認識もAthlon XP-Mとなっているこちらは、以前展示された「Geode NX 1750@14W」。早ければ2月中の登場がウワサされている
【関連記事】
【取材協力】

カテゴリートップへ

注目ニュース

ASCII倶楽部

ASCII.jpメール アキバマガジン

クルマ情報byASCII

ピックアップ