ASUSTeKから、拡張スロットが133MHz/64bit PCI-Xの1本のみという変わったデュアルXeonマザーボード「NCL-DR1」が登場した。販売しているのは高速電脳で、価格は7万800円だ。
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拡張スロットは133MHz/64bit PCI-Xの1本のみ。何を挿すべきか迷ってしまう |
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未完成品のような「NCL-DR1」。サーバー/ワークステーション向けの製品とはいえ、変わった仕様だ |
レイアウトは上の写真の通りだが、Extend ATXフォームファクタでサーバー/ワークステーション向けの製品とはいえ、なんとも変わった仕様だ。マニュアルによると、上位モデルとなる「NCL-DS」や「NCL-D」にはPCI-Expressをはじめ、複数のPCI-XスロットやPCIスロットも搭載するようだが、最下位モデルとなる「NCL-DR1」は、繰り返すがPCI-X133MHz/64bitが1本のみだ。
おもな仕様はチップセットが“E7520+ICH5R”でメモリスロットが8(DDR2 400/Registered ECC対応)。ICH5RによるSerial ATA RAID対応ポートを2つ装備する。また、オンボードインターフェイスもシンプルで、Broadcom製チップによるデュアルギガビットイーサネットにATI“RAGE-XL”によるVGA機能のみ。サウンド機能は非搭載となっている。
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South bridge周辺にも空きパターンが目立つ。上位モデルではSCSIコントローラなどがオンボードとなるようだ | | ASUSTeKの製品。Extend ATXフォームファクタなのでパッケージも大型 |
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【取材協力】