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日本IBM、コンパクトデスクトップパソコン『ThinkCentre S50 ultra small』の新モデルを発売――シリアルATA対応HDD搭載で高速化

2005年01月25日 18時09分更新

文● 編集部

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日本アイ・ビー・エム(株)は25日、オフィス/SOHO向けのコンパクトデスクトップパソコン『ThinkCentre S50 ultra small(シンクセンターS50ウルトラ・スモール)』の新機種として、22モデルの出荷を26日から順次開始すると発表した。直販サイト“IBMショッピング”での販売価格は9万8700円から。

『ThinkCentre S50 ultra small』
『ThinkCentre S50 ultra small』

新モデルは、シリアルATAに対応したHDDを採用したことで大容量データの処理速度が向上したのが特徴。プレインストールされているバックアップ&復旧ソフト『IBM Rescue & Recovery』を利用した場合、バックアップに必要な時間を最大40%短縮できるという(同社調べ)。また、購入後すぐに利用できるようにメモリーを増やし、17インチ液晶ディスプレーなどをセットにした短納期(通常5営業日)の推奨モデル“IBM Think Expressプログラム”を9モデル用意したという。

従来モデル同様、独自の“ThinkVantageテクノロジー&デザイン”を採用しており、工具なしでドライブやメモリーなどを取り外せる“ツールレス・デザイン”や、セキュリティーチップを内蔵する“セキュリティー・ロック・システム”が搭載されている。インターフェースは10/100/1000BASE-T、USB 2.0×6(前面2、背面4)などを装備する。本体サイズは幅276×奥行き273×高さ89mm、重量は最小構成で約6.0kg。電源はAC100Vで消費電力は最大約155.4W以下(標準約69.2W、サスペンド時約2.2W)。

“ベースモデル”は6モデルがラインアップされ、エントリーモデル『8086-AEJ』は、Celeron D 330-2.66GHz、256MBのメモリー(DDR SDRAM)、80GBのHDD(シリアルATA)、24倍速CD-ROMドライブ、Windows XP Professional SP2の構成で、価格は9万8700円。ハイエンドモデル『8086-3KJ』は、HTテクノロジPentium 4-3.2GHz、1GBのメモリー(512MB×2、DDR SDRAM)、80GBのHDD(シリアルATA)、DVDスーパーマルチドライブ、Windows XP Professional SP2の構成で、価格は16万8000円(出荷開始は2月15日)。

オフィスソフトをプレインストールした“ベースモデル MS office Personal 2003プリロードモデル”は5モデル。エントリーモデルの『8086-AFJ』は、『8086-AEJ』をベースにオフィスソフトを搭載したもので、価格は11万5500円。

“Think Expressプログラム対象モデル”は9モデル。エントリーモデルの『N086-T5J』は、『8086-AEJ』の光ディスクドライブをCD-R/RW&DVD-ROMドライブに変更した『8086-AGJ』に15インチ液晶ディスプレー『ThinkVision L150』組み合わせたもので、価格は11万9700円。

そのほか、ベースモデルに液晶ディスプレーを組み合わせた“キットモデル”も2モデル用意する。

併せて、デスクトップパソコンのエントリー機種『ThinkCentre A50』の追加モデルとして、オフィスソフトを搭載したベースモデル『8320-62J』に液晶ディスプレーを組み合わせたセットモデルを発売する。直販価格は12万3900円から。28日に出荷を開始する。

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