VIA製“K8T890”チップセットを搭載したSoltek製Socket 939対応マザーボード「SL-K890Pro-939」のサンプル版が登場した。入荷したのは高速電脳で、発売は今月下旬を予定。価格は1万5800円となっている。
2製品目としてのデビューが濃厚な「SL-K890Pro-939」。ASUSTeK「A8V-E Deluxe」の再入荷が見えないでけに、発売が待たれる |
仕様は、拡張スロットがPCI Express x16×1、PCI Express x1×3、PCI×2、DDR DIMM×4(DDR400/最大4GB)という構成。IEEE1394やギガビットイーサネット、8チャンネルサウンド、“VT8237R”によるSerial ATA RAID(2ポート)、Promise製チップ“PDC20579”によるSerial ATA RAID(2ポート)がオンボード。
“K8T890”は、VIA製チップセットとしては初めてPCI Expressに対応。“DualGFX”と呼ばれるマルチディスプレイ機能をサポートする上位モデル“K8T890 Pro”とともに昨年9月に発表されたチップセットだ |
“K8T890”搭載マザーといえば、昨年末にASUSTeK「A8V-E Deluxe」が少量出回った程度。その「A8V-E Deluxe」もその後一向に入荷されず、同チップセットを搭載したマザーを待つユーザーにとってはヤキモキしている日々が続いていることだろう。「A8V-E Deluxe」の再入荷の目処が立っていない現在、2製品目としてのデビューが濃厚な「SL-K890Pro-939」が発売されれば、人気となる可能性はある。