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ブラザー工業、パラレル/USB/ネットワーク対応のデジタル複合機『MFC-8820JN』『DCP-8025JN』を発売

2005年01月21日 20時43分更新

文● 編集部

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ブラザー工業(株)は21日、デジタル複合機“マルチファンクションセンター”の新製品として、A4毎分18ページのモノクロレーザーエンジンを搭載した『MFC-8820JN』と『DCP-8025JN』の2モデルを2月1日に発売すると発表した。価格は、『MFC-8820JN』が13万6500円、『DCP-8025JN』が10万5000円。

『MFC-8820JN』 『DCP-8025JN』
『MFC-8820JN』『DCP-8025JN』

『MFC-8820JN』は、ファクス/プリンター/コピー/カラースキャナー/PC(パソコン)ファクスの5つの機能を搭載した上位モデル。スキャン機能は、CCD方式を採用し、光学解像度が600dpi×2400dpi(ソフトウェア補間で最大9600dpi×9600dpi相当)のフラットベッドタイプ。ADF(原稿自動送り装置)も装備しており、複数原稿の連続読み取りも行なえる。読み取り速度はA4原稿で約2秒(標準モード)。付属する画像ファイリングソフト『Presto! PageManager』を利用すれば、読み取ったデータをPDFファイルとして保存でき、複数のファイルを1つのファイルとして扱えるという。

プリント機能は、トナーとドラムの分離型カートリッジを採用し、印刷速度はA4毎分18ページで、自動両面印刷にも対応。印刷解像度は2400dpi×600dpi。対応用紙はA4/B5/官製はがき/封筒/OHP用紙ほか。最大250枚(はがきは30枚)の給紙カセットと最大50枚の多目的トレイを装備しオプションで『ローワートレイユニット』(A4普通紙250枚)を増設することも可能。コピー機能は、600dpi×600dpi相当で毎分18ページ。最大99枚までの連続コピーに対応し、ソート機能も搭載する。ADFを利用して最大50枚の複数原稿のコピーが可能。コピー倍率は25~400%。4枚あるいは2枚の原稿をまとめて1枚の用紙にコピーすることもできる。
ファクス機能は、SuperG3に対応し、A4判(700字程度/標準画質)を2秒台で送信できるという。ADFも利用可能。最大500ページのメモリー送受信も行なえる。PCファクス機能は、パソコンからファクスの送受信を行なうもので、パソコンのアプリケーションから書類や画像を直接送信したり、受信したファクスをパソコンに取り込んで『Presto! PageManager』で内容を閲覧したりできる(最大A4サイズ)。

本体サイズは幅532×奥行き444×高さ469mm、重量は約18.1kg。電源はAC100Vで、消費電力は最大1090W(待機時75W、スリープ時16W)。インターフェースは、IEEE 1284準拠(双方向パラレル)、USB 2.0(Hi-Speed)、10/100BASE-TXを標準で装備し、IEEE 1284とUSB 2.0の自動切り替えにも対応している。対応機種はPC/AT互換機、Macintosh。対応OSは、Windows 98/98 SE/Me/XP/NT 4.0 Workstation/2000 Professional、Mac OS 8.6~9.2、Mac OS X 10.2.1以降。

『DCP-8025JN』は、機能をプリンター/コピー/カラースキャナーの3つに絞ったモデル。各機能や本体サイズ、消費電力などは同じ。

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