インテル、ノートパソコン用プラットフォーム“Centrinoモバイル・テクノロジ”の刷新を発表――CPU、チップセット、無線LANの強化でノートパソコンが変わる!?
2005年01月19日 21時13分更新
前述のように、すでにソニー(株)やシャープ(株)がSonoma搭載のノートパソコンを発表している。また(株)東芝と日本電気(株)も今日、Sonoma搭載の新ノートパソコンを2機種ずつ発表した。また発表会場には4社のSonoma搭載ノートに加えてデル(株)のSonoma搭載製品、さらにエプソンダイレクト(株)、日本アイ・ビー・エム(株)、日本ヒューレット・パッカード(株)の参考出品などが展示されていた。以下にASCII24の他ページに掲載されていないマシンの写真を掲載した。17インチ級のワイド液晶パネルを搭載する製品から、1.5kg未満のモバイルノートまでさまざまな製品があるが、いずれもSonoma搭載ノートとしては第1世代とでも言うべき製品で、たとえばPCカード版PCI Expressである“Express Card”などは備えていない。チップセットのPCI Express対応が生かされた製品が登場するには、まだしばらく時間がかかりそうだ。
発表されたCPUおよびチップセットは以下のとおり。CPUのクロック周波数表記は、通常時/バッテリ・モード時の順。なお価格はすべて1000個ロット時の単価。
CPU名 | 主なスペック |
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インテルPentium Mプロセッサ 770 | 2.13GHz/800MHz、拡張版 Intel SpeedStepテクノロジ搭載、2MB 2次キャッシュ、533MHz FSB、6万7190円 |
インテルPentium Mプロセッサ 760 | 2.00GHz/800MHz、拡張版 Intel SpeedStepテクノロジ搭載、2MB 2次キャッシュ、533MHz FSB、4万4620円 |
インテルPentium Mプロセッサ 750 | 1.86GHz/800MHz、拡張版 Intel SpeedStepテクノロジ搭載、2MB 2次キャッシュ、533MHz FSB、3万1010円 |
インテルPentium Mプロセッサ 740 | 1.73GHz/800MHz、拡張版 Intel SpeedStepテクノロジ搭載、2MB 2次キャッシュ、533MHz FSB、2万5420円 |
インテルPentium Mプロセッサ 730 | 1.60GHz/800MHz、拡張版 Intel SpeedStepテクノロジ搭載、2MB 2次キャッシュ、533MHz FSB、2万2040円 |
インテルCeleron Mプロセッサ 370 | 1.50GHz/400MHz、1MB 2次キャッシュ、400MHz FSB、1万4130円 |
インテルPentium Mプロセッサ 低電圧版 758 | 1.50GHz/600MHz、拡張版 Intel SpeedStepテクノロジ搭載、2MB 2次キャッシュ、400MHz FSB、2万9960円 |
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インテルPentium Mプロセッサ 超低電圧版 753 | 1.20GHz/600MHz、拡張版 Intel SpeedStepテクノロジ搭載、2MB 2次キャッシュ、400MHz FSB、2万7630円 |
インテルCeleron Mプロセッサ 超低電圧版 373 | 1GHz、512KB 2次キャッシュ、400MHz FSB、1万6980円 |
名称 | グラフィックス | 対応メモリー | 対応FSB |
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モバイル インテル915GM Expressチップセット | 内蔵 | DDR2 533/400デュアル、DDR2 400/DDR 333シングル | 533MHz、400MHz |
モバイル インテル915PM Expressチップセット | なし | DDR2 533/400デュアル、DDR2 400/DDR 333シングル | 533MHz、400MHz |
モバイル インテル915GML Expressチップセット | 内蔵 | DDR2 400デュアル、DDR2 400/DDR 333シングル | 400MHz |
モバイル インテル915GMS Expressチップセット | 内蔵 | DDR2 400シングル | 400MHz |