(株)シマンテックは13日、リモートコントロールツール“pcAnywhere(ピーシーエニィウェア)”の最新版『Symantec pcAnywhere 11.5』を発表した。ライセンス版を20日に、コンプリート版(パッケージ)を21日に発売する。価格は、『Symantec pcAnywhere 11.5 ホスト＆リモート(コンプリート版)』がライセンス単価で1万2800円、パッケージ版は1万7640円、『Symantec pcAnywhere 11.5 ホスト版』がライセンス単価で7400円、パッケージ版は1万1340円。なおライセンス単価は10～24ライセンスの場合のもの。
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| 『Symantec pcAnywhere 11.5』(コンプリート版) |
『Symantec pcAnywhere 11.5』は、リモートコントロール機能、リモート管理機能、ファイル転送機能を備えたリモートコントロールツールで、新たに256bitの暗号化機能(AES)を搭載し、Linuxシステムの管理に対応したのが特徴。モバイル機器(Pocket PC)をTCP/IP接続(無線LAN、Bluetoothなど)でリモート管理できる“pcAnywhere Mobile”、Linuxシステムをリモート管理する“pcAnywhere Linux Host”、Javaによりウェブインターフェースを利用してWindows/Linuxシステムをリモート管理する“pcAnywhere Web Remote”の3つの機能が拡張されている。認証方式はRSA SecureIDを含む13種類に対応。オプションとして、接続速度を検知して自動で設定を最適化する“帯域自動判別”機能も追加されている。
対応OSはWindows XP SP2/2000(SP4)/NT 4.0/Me/98 SE/98、Windows Server 2003。“pcAnywhere Mobile”はWindows Mobile 2003 for Pocket PC、“pcAnywhere Linux Host”はRed Hat Linux 9.0、Red Hat Enterprise Linux 3.0 WS/ES、SuSE Professional 9.0、SuSE Enterprise Server 8.0、“pcAnywhere Web Remote”はJava 2 Runtime Environment 1.4.2以降に対応している。
