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ソニーマーケティング、映像を操作して楽しめる“クリエーションボックス”『Q001-CB01』を発売

2005年01月12日 16時27分更新

文● 編集部

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ソニーマーケティング(株)は12日、“人の心に訴えるモノづくり”を、技術/デザイン/設計/製造に渡るあらゆる面で最大限に追求し、販売/サービスまでを通じて“感動価値”の創造を目指していくという“QUALIA(クオリア)”の新製品として、独自の信号処理技術“DRC-MFv2”(デジタル・リアリティ・クリエーション:マルチ・ファンクション・ブイツー)を搭載し、入力された各種の映像信号から、より高画質な映像を出力したり、高画質ズームなど映像を操作して楽しめる“クリエーション・ボックス”『Q001-CB01』を29日に発売すると発表した。価格は52万5000円。

リモコンと本体
“クリエーション・ボックス”『Q001-CB01』

“クリエーション・ボックス”『Q001-CB01』は、標準テレビ信号(720×480i)やハイビジョン信号(1920×1080i)を入力し、より高精細でリアルな質感を持つ映像(1920×1080i、1366×768p(WXGA))に変換できるのが特徴。映像の被写体に近い映像表現を行なうために、再生機機(DVD/VHS)やディスプレー機器(ブラウン管/薄型テレビ、プロジェクターなど)に合わせて画質を指定するための機能“DRC-MFパレット”と“DRC-MFモード”が用意されている。“DRC-MFパレット”では解像度の“くっきり感”とノイズ低減の“すっきり感”を2軸の座標で指定でき、“DRC-MFモード”では、ハイビジョン放送やDVDなどの一般的な映像に適した“モード1”と天気予報/データ放送などの静止画文字や横線の多い映像のちらつきを低減する“モード2”を選択できる。

映像を操作する機能も用意されており、入力されている画像の見たい部分をリアルタイムで縦/横各3倍(面積比で9倍)まで任意の倍率(0.1倍単位/メモモードでは0.01倍単位)で拡大可能。“DRC-MFv2”により従来の“線形補間方式”のような画像の粗さやノイズなどの画質劣化が抑えられているという。拡大画像は上下/左右/斜めの任意の方向で、選択/移動できるようになっており、運動会などのビデオ映像を再生しながら自分の子供を大きく拡大しながら追いかけるといったことも可能という。

映像入力は、コンポーネントビデオ×2(ピンジャック、D4端子)、S2ビデオ、コンポジットビデオを備え、映像出力は、コンポーネントビデオ(ピンジャック)、アナログRGB(ミニD-sub15ピン)を備えている。出力した映像の表示にはコンポーネントまたはD3端子以上の入力に対応したディスプレー機器が必要。音声(ステレオ)入出力はピンジャック(入力×3、出力×2)となっている。

電源はAC100V。消費電力は最大35W(起動時)、リモコン待機時は1.5W。本体サイズは幅430×奥行き390×高さ93.5mm、重量は約10.5kg。リモコン『RM-Q001』が付属する。

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