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【2005年年頭挨拶ニュースリリース】住商情報システム(株)取締役社長 中川惠史氏

2005年01月04日 18時41分更新

文● 編集部

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パラダイム転換期に対し、大胆なイノベーションを推進し、
強力なビジネス構造を構築しよう!

<最近のビジネス環境>

ITサービス業界は、全体としては、停滞の傾向を脱しきれていないが、その背景には、ITを利用する側が真に必要としている「デマンドサイド」=お客様のニーズに対し、ITサービスを提供する「サプライサイド」=IT企業が力不足というアンマッチの状況があることも無視できない。

<本年の重点的取り組み課題>

このような状況の中、当社は昨年4月から新経営計画「Innovate 21」をスタートさせたが、その中心テーマは、当社事業活動のあらゆる局面において、聖域を設けることなく、大胆なイノベーションを実行することである。

今年度は新経営計画「Innovate 21」を基に、以下の4つの重点課題を掲げる。

  1. 大胆なイノベーション(改革)の実行
  2. (1) 年初より実施する経営意思決定機構の改革、即ち、執行役員制の導入と、新しい取締役会機能への移行は、日常的な業務執行課題と、非日常的な、より大局からの経営課題と、それぞれについて、経営レベルの役割を明確にし、日進月歩で変化するビジネス環境に対して、意思決定の機動性を高めることを狙いとする。

    (2) 当社が過去30年以上に亘って、是としてきた経営執行上、経営管理上の諸制度、諸規則、組織形態等の会社経営上の根本に触れる部分についても、大胆な見直しを実施する。

    (3) ITソリューション事業分野における、住友商事グループの中核的企業として、グループ会社との連携のあるべき姿、望ましい姿に向かって主導的な役割を担う。

  3. これまで手掛けてきている先行投資についての成果の確認と、アクションの強化
  4. 将来の発展のために行ってきた次世代ERPの出荷開始、Curl事業化へのステップアップ、netXDCの稼働率向上、ビジネスバリュー推進活動の拡充、昨年の重点課題である優れた「SMART」開発標準とフレームワークの実効ある普及促進、および人事制度改革の更なる推進など、各種先行投資を回収するための具体的なアクションを強化。

  5. 予算目標の完全達成
  6. コンプライアンスの遵守

大きなパラダイムの転換期ではあるが、ITそのものの前途は、洋々と拡がっている。
厳しい危機意識の下、力を合わせ、元気に取り組んでいこう!

(丸付き数字を括弧(パーレン)付き数字に置き換えた以外の用字用語は原文のまま)

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