新型のHDDウォークマン、「NW-HD3」の販売がはじまった。前モデル「NW-HD1」がATRAC3plus/ATRAC3フォーマットのみの対応だったのに対し、新たにMP3に対応するようになったのが最大の変更点だ。
新型HDDウォークマン、「NW-HD3」 |
本体サイズは、89.0(W)×13.8(D)×62.1(H)mmだった「NW-HD1」に対しわずかに大きくなり、90.0(W)×14.8(D)×62.1(H)mm。重量も110gから130gと若干重くなっている。筐体はアルミ製で、容量20GBの1.8インチHDDを搭載。電源は内蔵のリチウムイオン充電池で連続再生時間は最大約30時間、フル充電に要する時間は約3時間。PCとの接続はUSB2.0だが、「NW-HD1」とは異なりクレードルは同梱されておらず、USBインターフェイスと電源端子を備える小型の変換接続アダプタを介する仕組み。もちろんUSBマスストレージクラスにも対応だ。
MP3ファイルは、同梱のソフト「SonicStage Ver.2.3」によりOpenMG Audio形式のMP3ファイルとして本体に転送する仕組みで、本体から他のPCに再転送しても再生はできなくなっている。またWAV/WMA形式のファイルの場合は、ATRAC3plus/ATRAC3形式に変換してから転送される(著作権保護されたWMA形式のファイルは不可)。同梱物はヘッドフォン、接続アダプタ、USBケーブル、ACアダプタ、キャリングケースといった内容で、リモコンは付属していない点は注意。価格はTSUKUMO eX.で4万2000円。シルバー/ブルー/ブラック/レッドの4色がラインナップされているが、同店に入荷しているのはブルーとブラックのみ。
本体。サイズ、重量ともにわずかに増加している | 裏面には「MP3」の文字が | |
クレードルではなく、このような小型の接続アダプタでPCと接続する | 価格は4万円台。本体色は4色用意されるが、TSUKUMO eX.に入荷したのはうち2色 |