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リコー、A3&B4判に対応したジェルジェットプリンター『IPSiO G7570』を発売

2004年12月14日 20時31分更新

文● 編集部

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(株)リコーは14日、ビジネス向けの“ジェルジェット(GELJET)”プリンター“IPSiO G”として、初めてA3判とB4判に対応した『IPSiO G7570』を2005年1月13日に発売すると発表した。価格は9万9800円(税別)。

『IPSiO G7570』
『IPSiO G7570』

『IPSiO G7570』は、A3判(またはB4判)とA4判の用紙を同時にセットできるだけでなく、独自の“GELJETテクノロジー”を採用しており、紙にインク滴が着弾した瞬間にゲル化してにじみを減らす速乾性の顔料系耐水インク“GELJETビスカスインク”を4色(C/M/Y/Bk)すべてに採用したのが特徴。最適なインク滴サイズを選択する“M-Dot(Modulated Dot Technology)”を搭載しており、普通紙でも写真画質が得られるという。解像度は最大で3600×1200dpi相当。インクカートリッジには、インクがなくなってからインク交換が行なえる“ムダゼロデュアルタンク方式”を採用したという(インク残量は5段階で表示)。

印刷速度は、A4カラー/モノクロで最大毎分20枚。乾燥時間を待つ必要がないため、高速両面印刷が可能。また、文字領域とグラフィックス/イメージ領域を別々に画像処理することで、文字データをくっきり印刷しながら低コストで印刷する独自の“レベルカラー印刷”も用意されている。複数ページを1ページにまとめて印刷できる“集約印刷”も可能。給紙トレイには標準で250枚をセットでき、オプションを利用すれば最大750枚に拡張できる。

インターフェースは、USB 2.0(Hi-Speed)で、オプションのネットワークボックスを装着すれば、ネットワーク(10/100BASE-TXやIEEE 802.11b)にも対応。ページ記述言語はRPCSラスターを搭載する。対応OSはWindows 95/98/Me/NT 4.0/2000/XP、Windows Server 2003。本体サイズは幅615×奥行き557×高さ250mm、重量は14.2kg。電源はAC100Vで、消費電力は平均35W以下(省エネモード時6W以下)。

本体からオプションまでトータルで保守サービスを提供する“GELJETサービスパック”“JELGET保守契約パック”や、USBプリントサーバーにIPアドレスを設定して配送する“工場キッティングサービス”なども用意する。同社では、中小規模のメインプリンターや大規模オフィスのワークグループ共有プリンターとして、また、建設/製造/流通などの各種業務や、学校などの業務に利用できるとしている。

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