本日“Linux Cafe di PRONTO秋葉原店”にて、日本エリートグループ株式会社(ECS)主催のイベント“ECS新製品発表展示会”が開催された。キーワードは“デュアル・グラフィック・エンジン”だ。
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| 今回初登場となった“PCI Express Lite”スロット。“AGP Express”との同時使用が可能だ | 今月から、来年1がつにかけて、同社からは続々と新製品が発売されていきそうだ |
新登場！“PCI Express Lite”スロット出現
会場に入ってまず目に付いたのが、中央のスペースに設けられたデュアルディスプレイのデモ機。3台のPCから、それぞれ2つずつ、計6台の液晶モニタに出力されているというもの。もちろんデュアルディスプレイ自体は別段珍しいものではないが、PCに搭載しているLGA775マザーボードがこれまたユニーク。本来であればPCI Express×16やAGPをサポートしない“i915GV”を搭載しながら、なぜかビデオカードが2枚挿さっている。型番「915-A」というこの製品には、同社お得意の“AGP Express”に加え、今回が初登場となる“PCI Express Lite”というスロットも搭載している。
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| 中央のスペースに設けられたデュアルディスプレイのデモ機。3台PCから、それぞれ2つずつ、計6台の液晶モニタに出力されている | “AGP Express”とPCI Expressから同時に出力 | |
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| 「915-A」。“AGP Express”に加え、今回が初登場となる“PCI Express Lite”というスロットも搭載している | 同じく“i915GV+ICH6”を搭載したMicro ATXマザー「915-M5」。発売は12月中を予定しており、価格は1万円を切るとのこと |
同社によると「“AGP Express”と“PCI Express Lite”の同時使用はもちろんのこと、“i915GV”が持つVGA機能と“AGP Express”または“PCI Express Lite”の同時使用も可能」という。現在のAGPからPCI Express×16への過渡期には、まさにうってつけのマザーボードといえそうだ。主な仕様は、チップセットが“i915GV+ICH6”で、メモリはDDR DIMM×2とDDR2 DIMM×2の両対応(最大2GBずつ)。発売は来年の1月末を予定しており、価格は約1万円ほどになるという。
同じく“i915GV+ICH6”を搭載したMicro ATXマザー「915-M5」というモデルもあり、こちらは拡張用のVGAインターフェイスに“PCI Express Lite”のみを搭載する。発売は12月中を予定しており、価格は1万円を切るとのことだ。
