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カノープスのATI製GPU搭載ビデオカードの第2弾は“X600 PRO”を搭載

2004年11月27日 22時29分更新

文● 美和

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 カノープス初のATI製GPU“RADEON 9600 XT”を使用したビデオカード「MTVGA 9600XT」が登場したばかりだが、新たにATI製の“X600 PRO”を搭載したPCI Express x16対応カード「MTVGA X600Pro」が発売された。

本体
ATI製の“X600 PRO”を搭載したPCI Express x16対応カード「MTVGA X600Pro」
パッケージ
パッケージは、先に登場した「MTVGA 9600XT」の白地に赤文字のデザインとは真逆になっている

 「MTVGA X600Pro」は「MTVGA 9600XT」同様、基板を両面からサンドイッチ状に挟んだヒートシンクとヒートパイプを組み合わせたファンレスタイプの冷却機構を採用している。GPUには前述の通り、ATI製の“X600 PRO”を、メモリは128MBのDDRメモリを使用。コア/メモリクロックは400MHz/580MHz。インターフェイスはVGA/DVI-I/S-Videoとなっており、DVI-Iからは付属のDVI/コンポーネント端子を使ってD1~D4までのコンポーネント出力が可能だ。

インターフェイス ヒートシンク
インターフェイスはVGA/DVI-I/S-Video。DVI/コンポーネント端子を使ってD1~D4までのコンポーネント出力が可能基板をサンドイッチ状に挟んだファンレスヒートシンクを搭載。2つのヒートシンクは銅製のヒートパイプによって繋がっている

 そのほか、同社のテレビチューナーカード“MTVXシリーズ”(MTVX2004HF、MTVX2004、MTVX2004USB)との相性が良くなるようにチューニングされたAVユーティリティソフト「FEATHER for A」が付属する点や、同ソフトを“MTVXシリーズ”を組み合わせることにより番組表や番組情報、予約録画、録画画質設定メニューなどの表示が可能になる機能を搭載するところは「MTVGA 9600XT」と同様。付属品は、DVI/コンポーネント変換アダプタ、DVI/アナログRGB変換アダプタ、S-Video/コンポジット2股ケーブルなど。またソフトは、DVDオーサリングソフトの「neroVision Express 2」やDVDバックアップソフトの「nero Recode 2」などが同梱される。価格は、USER'S SIDE本店で2万4970円、アーク/OVERTOPで2万4980円、パソコンハウス東映で2万5470円、T-ZONE.PC DIY SHOP/高速電脳/TSUKUMO eX.で2万5800円、ZOA 秋葉原本店で2万5980円。

付属品
付属品は、DVI/コンポーネント変換アダプタ、DVI/アナログRGB変換アダプタ、S-Video/コンポジット2股ケーブルなど
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