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3.0Gbit/s対応Serial ATA IIコントローラ搭載のXeonマザーが!

2004年11月25日 23時25分更新

文● 水野

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 12月発売予定というIwill製Dual Xeonマザー「DNS-SATA」のサンプルがぷらっとホームに入荷した。最大の特徴は、転送速度3.0Gbit/sに対応する8ポートのRAID対応Serial ATA II RAIDがオンボードとなっていることだ。

「DNS-SATA」
Iwill製Dual Xeonマザー「DNS-SATA」サンプル。12月発売予定だ

 Serial ATA II RAIDコントローラにはMarvel製“88SX6081”を採用し、RAID 0、1、10に対応。South Bridge“ICH5”による2ポートと合わせて、Serial ATAインターフェイスは計10個となる。
 チップセットは“E7520”。拡張スロットはPCI Express x8×1、PCI Express x4(スロット形状はx8)×1、64bit/133MHz PCI-X×1、64bit/100MHz PCI-X×2となっているが、PCI Expressスロットの配置がややユニーク。PCI Express x4スロットはごく一般的な位置なのだが、PCI Express x8スロットは64bit/133MHz PCI-Xスロットの背後延長線上にあり、このままではカードを差せそうにない。ショップによると、ラックマウントケースでライザーカードを介して使用することを念頭に置いた設計だろう、とのこと。
 DIMMスロットは8本で、レジスタードタイプのDDR333 SDRAMまでの対応、最大メモリ容量は16GB。ATI製“Rage XL”チップによるグラフィック機能(VRAM8MB搭載)、Broadcom製“BCM5721”チップ2つによるギガビットイーサネットがオンボード。価格は7万2000円から7万3000円となる予定だ。

“88SX6081” 8ポート
3.0Gbit/sに対応するMarvel製Serial ATA II RAIDコントローラ“88SX6081”Serial ATAが8ポート。“ICH5”による2ポートと合わせて計10ポートとなる
拡張スロット部分 こんな所に
拡張スロット部分。PCI Expressスロットのうち1本ははごく一般的な位置だが…もう1本のPCI Expressスロットはこの位置。ライザーカードの併用が前提のデザインのようだ
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