SLIに対応するIwill製Dual Xeon マザーボード「DN800-SLI」のサンプルが高速電脳とTSUKUMO eX.に入荷、展示がはじまっている。チップセットは“E7525+Hance Rapids”。
SLIに対応するIwill製Dual Xeon マザーボード「DH800-SLI」 |
製品名が示すように、全体のレイアウトは今年9月に発売された同社製「DN800-N」とほとんど同一。Iwillのウェブサイトでは“2×PCI-Express x16”という記載があり、「DN800-N」のPCI Express x8スロットをPCI Express x16スロットに変更したもののように見えるが、“E7525”がサポートするのはPCI Express x16とPCI Express x8が1本ずつまで(PCI Express x8はPCI Express x4×2とすることも可能)。よってTSUKUMO eX.にマザーボード本体とともに届いたという日本語ポップにもあるように、PCI Express x16サイズのPCI Express x8スロットというのが正しいようだ。
PCI Express x16スロットを2本搭載するように見えるが… | TSUKUMO eX.のポップによると、PCI Express x16サイズのPCI Express x8スロットとのこと | |
PCI Expressスロット間には“nForce4 SLI”のような切り替え用スロットはなく、代わりにこのピンヘッダが。用途は現在不明 | ウェブサイトの記述に従っている高速電脳のポップ |
拡張スロットの構成は「DN800-N」と同じく、PCI Express x16×1、PCI Express x8×1、32bit/33MHz PCI×3。DIMMスロットは4本でレジスタードタイプのDDRII400 SDRAMに対応し、最大メモリ容量は8GB。ギガビットイーサネットとIEEE1394がオンボードで、S/PDIF出力端子も搭載。またチップセットによる2ポートのSerial ATAインターフェイスのほか、「DN800-N」では省かれていたSilicon Image製“Sil3114”チップによる4ポートのSerial ATAインターフェイスを備える。TSUKUMO eX.によると、販売開始は12月中旬予定とのことで、価格は5万5000円程度になりそう、とのこと。なおIwillのウェブサイトには、同じくSLIに対応するDual Opteronマザー「DK8ES」も掲載されている。
「DN800-N」にはなかったSilicon Image製チップによる4ポートのSerial ATAインターフェイスを搭載 | バックパネル部にはS/PDIF端子が |